垂れバスト一直線!ブラの間違った着け方チェックリスト5
バストの形を綺麗に見せてくれるワイヤー入りブラジャーですが、ワイヤーが胸の形に合わず痛みを我慢して着けているという人も多いようです。ある調査では、日本人女性の約7割がブラジャーの選び方・着け方を間違えていると言われています。実は、正しいサイズのブラジャーを選び、正しい着け方をすれば、無理に寄せてあげたりしなくても、自然に胸のふくらみは作れます。
そこで、今回は、ブラジャーの着け方NGチェックリストと合わせて、ニューヨーク発のランジェリーショップ『ブラデリス ニューヨーク』の本土亜紗子さんから教えていただいた、バストの下垂を回避するブラジャーの正しい着け方をご紹介します。
■あなたは大丈夫?ブラの間違った着け方チェックリスト
早速、間違えたブラジャーの着け方をしていないか、チェックしてみましょう。
(1)肩ひもがよくずれ落ちる、食い込んでいる
(2)ブラジャーの上の部分にカパカパと空間(すき間)がある
(3)ブラジャーを外した時、ワイヤーの跡がバージスライン(お腹と胸の境目)よりも下にある
(4)ブラジャーを外した時、アンダーベルトの跡が残っている
(5)半年以上同じブラジャーを着けている
上記5つの中で1つでも当てはまる項目があった人は、ブラジャーの選び方・着け方が間違えていて、垂れバスト一直線です。バストが垂れればサイズも下がって美乳どころか貧乳へまっしぐら。こんな悪循環にならないためにも、正しい着け方を覚えましょう。
■プロ直伝!ブラジャーの正しい着け方
ブラジャーを購入する時、サイズやカップの相談はするものの、着け方について指導してもらう機会はなかなか無いですよね。そこで、今回はランジェリーのプロから伝授いただいた正しいブラジャーの着け方をご紹介します。
(1)ブラジャーのワイヤーをバージスラインにぴったり合わせる
カップに指が入らないようにワイヤーを持ち、背中と床を平行になるようにお腹に流れているお肉をすくい上げながら、ワイヤーをバージスラインに合わせます。90度お辞儀するような姿勢で行うのがポイント。
(2)ホックを留め、ブラジャーの位置をキープして肩ひもを引き上げながら起きる
最初に合わせたブラジャーの位置はキープしつつ、肩甲骨の下にベルトがあり、ベルトが床と並行であるか確認します。この時、バージスラインから離れやすいので注意してください。
(3)背中と脇に流れた胸のお肉を本来あるべき位置に戻す
肩ひもの下から背中と脇のお肉をグッと引き寄せます。お肉が逃げないように手の指をそろえるのがポイント。脇の下にあるブラジャーから脇にはみ出た胸のお肉(副乳)もしっかりカップの方へ寄せます。
(4)ワイヤーを脇まで引き上げる
ここが最大のポイント。ただ寄せて終わりではなく、脇のお肉をしっかり包み込むように引き寄せたお肉をワイヤーでふたをして、胸に引き寄せた手を中心に向かって抜きます。
(5)カモメラインを作る
人差し指と中指のまるみでカップの内側からお腹のお肉を引き上げて、カモメライン(谷間)を作っていきます。最後にもう一度、肩ひもの下から副乳をカップの中へ入れこんだら完了!
■美乳をキープしたければ、日中もしっかりケアすべし
朝、ブラジャーを正しく着けたとしても、日中動いている間にブラジャーからバストのお肉は逃げていくもの。
「サイズが合ったブラジャーを正しく着けていれば、肩ひもやブラジャー自体がずれることはほとんどありませんが、朝ブラジャーの中にきちんとおさまっていたバストのお肉はどうしても脇に逃げてしまいます。休憩時にお化粧を直すように、ブラジャーもお直ししてあげてください。バストのお肉が流れた時は正しい着け方の(5)のステップを繰り返せばOKです。私もお化粧室に行く度にカップの中にバストのお肉を戻してあげるようにしています。」(本土さん)
ワイヤーがバージスラインと大幅にかけ離れている場合は難しいのですが、お手持ちのブラジャーでこの方法を実践してもらえれば、違いは一目瞭然。自然な谷間ができること間違いなしです! そして、継続は力なり。加齢によるバストの下垂を避けるためにも毎日コツコツ続けてみましょう。
【取材協力】
※ ブラデリスニューヨーク(ゴールドフラッグ株式会社)・・・毎日わくわくしながら着けられる、おしゃれで美しい育乳・補整ブラ、補整下着などの機能インナーブランド。理想的なボディを手に入れるために、正しい下着を正しい位置で着けることを推奨し、体に合った下着を3段階のステップで提唱している。