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二度目の挙式はあり?なし?バツイチ再婚者は結婚式をしない傾向が

 

イギリスでは雪積もる12月に結婚できるのなら真実の愛が持続するという結婚月にまつわる言い伝えがあり、実際、ホテルや結婚式場などのデコレーションがクリスマス一色になり、ロマンチックムードで思い出深い結婚式が挙げられる。バブルの頃は何度もお色直しを行い、盛大に結婚式するのがある意味ステイタスだったが、経済の潮流により結婚式をしない地味婚が流行った時期もあった。

今どきの結婚式に対する意識を探るため、リクルートブライダル総研が既婚者1498名を対象に行った「結婚総合意識調査2014」の結果をご紹介する。

結婚式は結婚の実感を高める場

挙式、披露宴・披露パーティーなど何かしらの宴の席を設けた(実施予定も含む)人は全体の70.9%だったが、挙式を実施した人の挙式をした感想は「きちんと結婚の儀式ができた」(90.5%)、「自分たちが結婚したことを実感した」(89.8%)、「結婚の記念にふさわしいものだった」(88.8%)、披露宴・披露パーティーを実施した人の披露宴・披露パーティーへの感想は「二人の結婚をみんなに心から祝福してもらえた」(86.5%)、「結婚したことを素晴らしい記録として残すことができた」(84.8%)、「自分たちが結婚したことを実感した」(84.6%)などが上位にあがり、実施した人にとって結婚式は儀式や記念として結婚の実感を高め、周囲から祝福される場になっているようだ。

新郎新婦どちらかが再婚だと結婚式実施率が初婚同士の約半数に

結婚式をしたかどうかを初再婚別に見てみると、新郎新婦がともに初婚の場合、74.8%が挙式を実施しているのに対し、どちらかが再婚もしくは両方再婚だと42.7%が実施。披露宴・披露パーティーについては新郎新婦がともに初婚の場合、68.5%が実施しているのに対し、どちらかが再婚もしくは両方再婚だと実施率が37.1%と、初婚同士のカップルに比べて実施率がいずれも約半数になっている。

一度結婚式を経験した人にとって、二度目のイベントは不必要と考えられているのかもしれない。

結婚して感じるのは男女共通して「家族の絆」「喜び」「やすらぎ」

結婚して共同生活をするようになりどのような変化があったかを聞いてみると、「家族としての絆が得られる」(男性84.4%/女性86.3%)、「好きな人と一緒にいられてうれしい」(男性81.1%/女性86.0%)、「精神的安定が得られる」(男性78.7%/女性81.4%)という回答が上位にあがった。次いで、男性は「社会的に信用される」(61.3%)と回答しているのに対し、女性は「家事の負担が増える」(68.8%)とややネガティブな感想をいただいているのが興味深い。

バツイチ再婚の場合、結婚式をしない傾向があるようだが、結婚式をし、周囲から祝福された経験が今後の結婚生活にも影響を及ぼす可能性があるようなので、恥ずかしがらず面倒くさがらずに実施を検討してみてはいかがだろうか。

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