「梅雨の時期は保湿しなくてもいい」は勘違い!? 梅雨どきのお肌事情
先日、関東でも梅雨入り宣言があり、いよいよジメジメした季節に突入しました。高温多湿の梅雨時期は湿度に加えて汗もかきやすく、お肌のべたつきやメイク崩れが気になりますよね。季節ごとにお肌状態がなんとなく変化して「どんなスキンケアをすれば良いの?」と思っている人も多いと思います。
そこで今回は、敏感肌専門ブランド『ディセンシア』が30~40代の働く女性289名荷を対象に行った梅雨時期の肌状態とスキンケアについての意識調査で分かった梅雨どきのお肌事情と、この時期お勧めのスキンケアテクニックをご紹介します。
■3人に1人の女性が「梅雨の時期は肌が潤っていると感じる」と回答
「梅雨時期は肌が潤っていると感じますか」という質問に対し、「はい」と回答した女性は289人中113人、約3人に1人という結果となりました。また、「梅雨時期は保湿ケアを皮脂ケアどちらを優先しますか」と聞いてみると、約8割の女性が「皮脂ケア」と回答しており、梅雨の時期は保湿ケアよりも皮脂ケアを優先し、保湿ケアを怠っていることが分かりました。
■普段から乾燥を気にしている女性ほど、梅雨時期は油断しがち!
次いで、前述の質問で「はい(潤っていると感じている)」を回答した女性の肌性と年齢の分布を見てみると、敏感肌になりやすい混合肌や乾燥肌の人の方が「はい」と答える傾向が見受けられ、普段から乾燥を気にかけている人ほど、梅雨時期は油断していることが明らかになりました。
■夏の美肌へラストスパート!梅雨どきにやりがちなNGケア
梅雨の時期はお肌がうるおっていると感じている人も多いと思いますが、実は、エアコンなどの室内外の温度や湿度の差によって油分と水分のバランスが崩れ、お肌の内部が乾燥する“インナードライ”状態になりやすい季節でもあります。間違ったケアをするとインナードライスキンになりやすいです。ここでは、梅雨どきにやりがちなNGケアについてご紹介します。
()べたつくからしっとりタイプではなくさっぱりタイプのコスメを使う
お肌がべたつくからと言って保湿をしないと、肌内部の水分量が不足して、かえって余計な皮脂が分泌されべたつきが進行します。しっかりと水分を与えてあげることが大切です。「なんとなくお肌の調整が良くないな」と感じる時こそ水分をしっかり与えるようにしてください。
()うるおっている感じがするので、化粧水だけでクリームは使わない
先ほどもお伝えしましたが、お肌内部の水分と油分のバランスはお肌の乾燥と大きな関係があります。化粧水で一所懸命保湿してもクリームなどの油分を含むアイテムで蓋をしてあげなければ、お肌の水分がどんどんなくなって、バランスが崩れて乾燥状態になってしまいます。夏にクリームを使うことに抵抗がある人も、最近ではジェルタイプでクリームと同じような効果を持つアイテムも増えましたので、自分の好みにあったアイテムでしっかり蓋をしてあげましょう。
梅雨時期の間違ったスキンケアは、“インナードライ”を進行させてしまうだけなく、お肌のバリア機能を低下させて、エイジングの原因となってしまいますので、今回のアドバイスを参考に正しいスキンケアを心がけ、美肌を目指しましょう。
【参考】
※梅雨時期の肌状態とスキンケアについて – decencia decencia INC.