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今も昔も変わらない?母から娘へ伝えたい2つのこととは

 

親から子へ、様々なことが受け継がれると思うが、男性である父の存在とは違い、母と娘は女同士。母から娘に受け継がれていくことも多く、母は娘の今後の幸せを願いながら様々な事を伝えているだろう。

今回、来る510日の母の日に向けて、オールアバウトと再春館製薬所が2030代の独身女性331名、5060代の娘を持つ女性333名を対象に「母から教わったことに」に関する調査を実施。ここではその調査結果と女性として身につけておきたい所作・マナーについて紹介する。

母から娘へ伝えたいのは「生活の知恵」と「女性としての品格」

娘をもつ現在5060代の母世代に対し、自分自身が母親から教わったことを家事・礼儀作法・美容健康の3方面で聞いたところ、「料理の味付け」(74.2%)、「調理方法」(71.2%)、「栄養バランスの良い食べ方をすること」(76.6%)、「風邪をひいたときの対処法」(63.8%)など、きちんと健康的に過ごす上で必要となる知恵や、「日常における挨拶」(80.7%)、「季節の行事の過ごし方」(59.4%)、「身だしなみをきちんとすること」(72.3%)など、一人の女性としての品格を形成する、あるいは保つための項目が多く挙げられた。

どの世代も母からの教えは「嬉しい・感謝している」

さまざまなことを母親から教わったという中で、母世代、娘世代両方に対し実際に母親からの教えについてどのように感じているかを聞くと、「教えてくれて嬉しい・感謝している」が半数(母世代50.9%、娘世代55.4%)、次に「昔はうるさく感じたが、今は感謝している」(母世代46.9%、娘世代47.8%)という回答が多く挙げられた。

そうした感謝の気持ちを母親に伝えたことがあるかどうかについては、母世代の44.7%、娘世代の42.7%が「ある」と答えた中で母世代の32.7%、娘世代の48.2%が「今はないがそのうち伝えたい」と回答した。

母から娘へ代々伝わる「女性としての品格」とは

今回の調査は世代を問わず、母親からは「生活の知恵」や「女性としての品格」について教わっていることが明らかとなった。では、女性として身につけておきたい品格とは一体どのようなものなのだろうか。ここでは、女性として身につけておきたい所作・マナーについて紹介する。

1)人に何かをしてもらったら「ありがとう」と伝える

人に何かをしてもらったりすると、謙虚な日本人は「すみません」と恐縮する人が多いが、そんな時はぜひ「ありがとう」と伝える。ポジティブな言葉を返した方が、してくれた人も嬉しいはずだ。

2)誰に対しても平等に接する

相手の立場によって態度を変えるのは人間性が薄く品格のない行為。利害関係のない人や自分より弱い立場の人に対しても礼義を忘れないように。

3)自分がされて嫌なことは人にもしない

自分がされたら嫌だと思うことを敢えて人にするのは人間関係を敢えて複雑にする。自分がされて嬉しい事(嬉しかった事)をしていくように心がければ、人間関係が円滑になり、コミュニケーションもスムースになる。

今回の結果から心では感謝をしてはいるものの、親子というあまりにも近しい関係からついその気持ちを表立って伝えられていないということが推察される。今年の母の日には普段はなかなか伝えづらい感謝の気持ちを伝えてみるのも良いかもしれない。

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