お問合せ

悩める男女に必要なのは、相談相手と●●であることが判明

 

様々なストレスにさらされる現代社会において、ストレスを溜め込む人もいればストレスに強い人もいる。できればストレスは無い方が良いが、ストレスを完全に排除することは実社会では不可能に近い。であれば、ストレスと上手に付き合い、うまく乗り越えるに越したことはない。

今回は、内閣府の調査データとカフェ「神々の森神社」が2040代の男女それぞれ各年代200名ずつ、合計600名を対象に行った「現代人の悩みと不安に関する調査」の結果をご紹介する。

悩みや不安を感じる人が増え続ける現代社会

内閣府が行っている「国民生活に関する世論調査」によると「日頃生活での悩みや不安を感じている」と言う質問に対し「はい」と回答した人の割合は、平成3年まではほぼ横ばいだったが、翌年平成4年に53.1%と半数以上となって以降、状況は悪化の一途をたどり、平成26年の調査では68.7%、約7割の人が悩みや不安を感じていると回答した。

男女ともに「家計」が一番の悩みの種

「あなたは現在、不安や悩みを抱えていますか?」と言う質問に対して「はい」と答えた人は 75.8%存在し、現代人の多くが悩みや不安を抱えていることが判明した。

そこで、「あなたは今どのような悩みや不安を抱えていますか?」と具体的に内容を聞いたところ「家計に関すること」が59.4%と最も多く、特に20代と30代の既婚女性はそれぞれ75.0%となっており、彼女たちには大きな悩みとなっているようだ。

2番目に多かった回答が「仕事に関すること」で49.0%。また、未婚者は恋愛・結婚に関する悩みが40.0%と多く、特に 20代・30代の女性はそれぞれ55.0%、53.0%と過半数を、占めた。既婚者は子供に関することへの悩みが33.0%と多いことも明らかとなった。

不安を解消するには人に話すかボーっとする人が多数

次いで「あなたは不安や悩みを抱えている時にどうしますか?」と質問したところ、「人に話を聞いてもらう」が最も多く34.8%、続いて「ボーっとしたり、いつもより長く寝る」(31.3%)、「趣味に没頭する」(26.3%)という結果に。特に女性は「人に話を聞いてもらう」が43.7%と男性の25.8%と比べ多く、一方で男性は「落ち着ける場所に行く」が25.2%と女性の15.3%より大きく差が開いた。また、「何かしらの対処をしない」人が27.7%と 4 人に 1 人以上もいることが明らかとなった。

調査の結果から、悩みや不安を軽減するには、人に話を聞いてもらうか、落ち着ける場所に身を置くことが重視されていることが分かった。また、「趣味に没頭する」「好きな音楽を聞く」と回答した人も多かったことから趣味への没頭など非日常なものへ集中することも重要であるようだ。

現代の荒波を上手に乗りこなすためにも、自分にとって居心地の良い環境を準備しておくとが必要不可欠のようだ。

ページのトップへ戻る