結婚にかかった費用は平均177.3万円。そのうち女性が負担した金額の平均は?
大好きなパートナーからプロポーズされ結婚が決まって、嬉しさのピークを迎えたのも束の間。実際に結婚式を行うまでに式の準備だけでなく結婚式費用の負担などの話し合いで結婚式を前にパートナーと大喧嘩した……なんて経験のある既婚者の人も多いのではないでしょうか。
結婚すると決まったら結婚式費用以外にも結納や新婚旅行などの費用がかかりますが、その負担割合についてはカップルによって様々事情が異なるようです。
今回、メディケア生命保険が行った調査で結婚の準備状況についての質問を行いました。その調査結果をご紹介します。
■結婚費用としてかかった費用は平均177.3万円
まず、既婚女性500名に、結婚をした際に、結婚式や新婚旅行、新生活の準備のためにいくら必要だったか、を教えてもらいました。結婚をした際に必要だったお金についてみると、既婚者全体の平均は177.3万円となり、年代別に平均をみると、20代では165.2万円、30代では179.1万円、40代では179.5万円でした。
また、自身が負担したお金について聞いてみると、既婚者全体の平均は65.8万円、年代別では、20代は59.9万円、30代は69.3万円、40代では64.8万円となりました。
■結婚願望のある未婚女性が貯めている結婚資金「50万円未満」が6割
次に、結婚願望のある未婚女性267名に、結婚に向けて貯めているお金を聞いたところ、「0円」との回答が最も多く32.2%、「10万円~50万円未満」が21.0%、「100万円~200万円未満」が13.1%となり、平均は79.0万円となりました。また、「0円」と回答した人を含めた50万円未満という人が59.9%になりました。
既婚女性が自身で負担したお金の平均が65.8万円でしたが、その額を下回る貯蓄額である人が、少なくとも6割いることが分かりました。
■貯金したければ、家計簿を制するべし
せっかくプロポーズしてくれたのに、“貯金ゼロ”だと結婚に対してのテンションがお互い下がってしまいますよね。将来結婚を考えている人であれば「いざ」という時のために地道に貯金・節約を心がけましょう。
貯金のポイントは、毎月決まった額をお給料日直後に貯金してしまうこと。もともとなかったものとして一か月の出費を考えれば意外に簡単に貯金できます。出費を抑える方法の王道は家計簿をつけることです。しかし、面倒くさくなって途中で挫折してしまっては元の黙阿弥。几帳面な人は手書きできっちり、計算が苦手な人は専用アプリなどを活用するなど、自分の性格にあった方法を選びましょう。
結婚費用の負担割合で喧嘩になってしまうカップルも多いと聞きます。お金の話は二人だけでなく家族間同士の問題に発展してしまう場合がありますので、お互いの金銭感覚を確認する意味でも、しっかり話し合って両家の負担を決めてくださいね。
【参考】
「縁結び・金運アップとパワースポットに関する調査2016」 – メディケア生命保険