面長克服!小顔に見せる髪型&メイクテク
最近、美容室検索サイトを眺めていると「似合わせカット」というキーワードをよく見かけます。自分の顔型や雰囲気に合わせて似合う髪型を提案してくださるようですが、「小顔にみせたい」というのが実際のところ。
今回は面長さんに限定して「小顔に見せる髪型&メイクテクニック」を、美容コーディネーターの筆者がご紹介します。
■面長さんにとって前髪は重要ポイント
前髪は顔の形を印象付ける大切な部分。前髪一つで印象が大きく変わると言っても過言ではありません。
面長さんの場合、前髪は”必須”。おでこが見えるワンレングスの前髪だと、顔の横幅よりも縦の長さが強調されてしまい、より面長に見えることも…。顔の輪郭を隠すという意味で一見小顔効果が期待できそうですが、面長さんには逆効果になるという悲しい現実があります。
■前髪のベストバランスは”目の上ギリギリ”
長さは「前髪は目の上ギリギリまで長めにする」のが正解です。
前髪の長さがあると、アゴまでの長さが軽減されて見えて、顔の横幅との比率差が少なくなり、面長感が軽減。理想的な卵型、もしくはかわいらしい丸顔に見せることが可能です。
「前髪の長さは分かったけど、幅はどうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですが、可能であれば前髪の幅は目尻よりもちょっと外側までにすると良いです。
皆さんが思っている以上に幅広だと思います。幅を広げてあげることで、さらに縦の長さを軽減させる錯覚効果があります。
■メイクで重要なのは”チーク”の入れ方
それでもまだ面長感が気になるという人は、チークの入れ方にひと工夫を。
ニコッとしたときに膨らむ頬の中央部分に丸くチークを入れている人が多いですが、これは顔の縦の長さを強調してしまう可能性があります。
意外かもしれませんが、横長にスーッとチークを入れてみましょう。横幅を強調できるのでバランスが良く見えます。
位置は頬よりも少し高いところに。顔の上半分の長さを短く見せることができて面長に見えづらくする効果があるのです。
さらにフェイスライン(特にアゴ先)にシェーディングをするのもおすすめですよ。
前髪カットだけでかなり面長感を軽減できると思いますので、まずはヘアサロンで相談してみてくださいね。どうしてもワンレングスがいい(おでこを出したい)、前髪は短めが好きという人はメイクでのカバーテクニックにもぜひトライしてみてください。
(高橋果内子/美容コーディネーター)