お父さんのニオイは“●●のニオイ”!教えてあげたい加齢臭撃退法
夏と言えば湿気。ジメジメ、ムシムシした中でじんわりを汗が噴き出している姿をよく見かけますよね。特に電車の中などで必死に汗を拭うお父さん世代の姿を見かけるとなんとなく臭いが気になってしまいます。
そこで今回は、マンダムが10代の女子を対象に行った「10代娘たちの父親への意識調査」の結果から分かった娘が感じる父親に対するニオイへの評価と、男性に教えてあげたい加齢臭撃退法をご紹介します。
■娘の辛辣な本音、「お父さんのニオイは●●のニオイ」
「お父さんのニオイ(体臭)が気になりますか」との質問には、53%の娘が「気になる」と回答しました。この結果から大好きなお父さんでも、ニオイについては不満に思っている娘が多いことが分かりました。また、3人に1人の娘が「以前よりも嫌なニオイと感じる」と回答しました。
次に、「お父さんはどんなニオイ(体臭)がしますか」と聞いてみたところ、「汗のニオイ」「おじさんのニオイ」に加えて、「雑巾のニオイ」「腐ったニオイ」「納豆のニオイ」など、親子関係が良好でもニオイの表現については辛辣な本音が散見されました。
また、お父さんのニオイが気なる娘に「お父さんのニオイ(体臭)でどんな気持ちになりますか」と聞いたところ、71%が「どうにか改善して欲しい」「距離を置きたい」「イライラする」などのマイナスの感情を抱いているという、お父さんにとっては厳しい結果となりました。
■お父さんのニオイが気になる時、取りたい距離は平均約4m
「お父さんのニオイ(体臭)が気になるとき、置きたい距離は」と質問してみると、その距離平均約4mという結果になりました。親しく会話する距離が1m以内だとすると、4倍の距離になります。また、3%の娘が1km以上と答え、中には10kmと答えた娘もいました。お父さんのことは好きでも、ニオイについては心理的な距離感があることが伺えます。
■お父さんにも教えてあげたい!加齢臭撃退法
うだるような暑さの中、汗と臭いに悩むこの季節は、お父さんだけではなく自分自身の体臭も気になるものです。そして加齢臭と聞くと男性特有な臭いだと思っている人も多いですが、実はホルモン分泌が減少し始めた時期の女性にも起こりうる症状です。ここでは、加齢臭が発生しやすいパーツとその部分のケア方法についてご紹介します。
(1)耳裏
体はボディーソープ、頭はシャンプーで念入りに洗っていても、意外に洗い残しがあるのが耳裏。しっかりと洗浄できていなくてその部分に雑菌が繁殖・発酵し、皮脂が酸化することで嫌な臭いを発していることが多いです。シャンプーの泡の流し残しも原因の一つですので、耳裏もしっかり洗って、流し残しがないようにしましょう。
(2)頭皮・生え際
皮脂腺は全身にありますが、頭皮は特に多いと言われています。お肌は乾燥するとバリア機能を守ろうと皮脂を分泌しようとする傾向がありますが、これは頭皮でも同じことが起こります。頭皮が乾燥すると加齢臭の元となる過剰は皮脂分泌が起こりますので、毛穴を綺麗にしようと洗い過ぎると頭皮が乾燥し、返って皮脂分泌が進んでしまうので要注意です。フケ・かゆみなどのトラブルで悩んでいる人は特に気を付けてください。
(3)背中
背中は背骨とその周りの筋肉の部分にくぼみがありますが、この分が耳裏同様きちんと洗えていない場合があります。背中は手が届きにくい箇所なので要注意です。タオルタイプで体を洗っていると凹凸に対応式でないので、ブラシタイプなどを併用すると良いでしょう。
“汗臭い”という表現がありますが、実は汗自体は無臭です。汗をかいた後、どのようなケアするかによって臭いが発生するかどうかが決まります。きちんとケアして加齢臭を撃退しましょう!
【参考】
※夏の冷えに関する調査 – オレンジページ