カサカサ撃退!乾燥に負けずうるおいを保つ4つの秘訣
気温が下がり、湿度も低く空気が乾燥しやすい冬。この季節女性が気になるのは何と言っても“乾燥”だろう。
『ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao』が「ストレスと乾燥に関する意識調査」を全国の女性1万人(20~50 代)を対象に行ったところ、顔や身体の肌の乾燥が感じる人は76.6%と約4人に3人が乾燥を感じていることが判明した。
そこで今回は、『ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao』が公開した乾燥肌チェックリストとドライスキンの原因、毎日のケアのポイントについてご紹介する。
■まずは、乾燥肌セルフチェック!
自分が乾燥肌タイプかどうか、以下の自己診断リストでチェックしてみよう。
□ 洗顔後にいつもより肌がつっぱる
□ 昨日までなんともなかった化粧水が、今日はしみる
□ 頬、目もと、口もとがガサガサ。皮むけすることもある
□ 背中やすねがかゆくて眠れない
□ 頭皮のフケ・かゆみが気になる
チェック項目に複数あてはまると、乾燥肌の可能性が高い。
■乾燥肌のセルフスキンケアの三本柱とは?
冬になり、乾燥注意報が発令されると、肌の乾燥に悩む人の数が急増する。花王株式会社スキンケア研究所の主席研究員、石田耕一氏によると、
「肌の美しさを保つ最適湿度は50~60%。それ以下になると肌が乾燥し、肌あれや小ジワの原因になります。また、最適温度は21~23℃といわれますが、それ以下になると血行の悪化や肌あれ、くすみを引き起こしかねません。特に気温が下がり、密閉された室内で暖房を使用することが増える季節が1年の中でも特に肌が乾燥しやすいといえます。乾燥が気になる方は、洗浄、保湿、紫外線防御のスキンケアの三本柱で、肌の乾燥を予防しましょう。」
■うるおい美肌をキープする4つの秘訣
乾燥肌対策としては、やはり日々のスキンケアが重要だ。石田氏が話すように、スキンケアの三本柱は“洗浄”・“保湿”・“紫外線制御”。ポイントとしては
(1) ボディソープなどの洗浄剤は刺激の少ないものを使用し、肌を擦らずになで洗いし、よくすすぐ
(2) 入浴は38~40度程度のぬるめのお湯で、保湿系の入浴剤を使うとさらに効果的
(3) 洗浄後には必ず保湿ケアを。セラミド機能成分配合の保湿アイテムであれば尚良し
(4) 肌の乾燥、バリア機能低下を招く紫外線対策を行う
日々のスキンケアは上記の点に気をつけると良いようだ。