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「低GIダイエット」なら成功率が高い!?医師に聞いた血糖値を上手に操る方法

 

女性なら一度は挑戦したことがあるダイエット。目標の体重になるのは大変なのに、元の体重に戻るのはあっという間ですよね。リバウンドすると痩せにくくなると言われていますが、世の女性たちはどれくらいダイエットとリバウンドを繰り返しているのでしょうか。

そこで今回は、えんばく生活が3050代の女性138人を対象に行った「ダイエットとリバウンドについて」の調査結果と、今話題の「低GIダイエット」について紹介したいと思います。

ダイエット成功者は60%。そのうち90%がリバウンドを経験

「今までダイエットしたことはありますか」と聞いてみたところ、ほぼ全員の98.6%の人がダイエットの経験があると回答しました。また、ダイエットが成功したかどうかについては、60.9%が成功したと回答。しかし、成功者のうち、90.5%がリバウンドしたと回答しました。

ダイエットについては、カロリー制限や一食置き換えダイエット、有酸素運動や筋トレ等で一時的に体重が減少する人は一定数いるものの、無理な食事制限や運動はリバウンドを誘発するという事実があきらかとなりました。

「低 GI ダイエット」実践者のリバウンド率は一般のダイエットの半分以下

GI値の高いものを基本的に摂らない「低GIダイエット」の実践者に、リバウンドの有無もしくは兆しを聞いたところ、42.9%の人が「リバウンドの兆しがある」と回答。これは当調査の全体のリバウンド率90.5%の半分以下となりました。また、体重の減少幅について聞いたところ、平均の減少は5.2キロとなり、全体の平均が9.2キロとなり、「低GIダイエット」は他のダイエットと比べ体重の減少幅は小さくなることが分かりました。

医師を直撃!そもそも「低GIダイエット」って何?

リバウンド率が低いことが判明した「低GIダイエット」ですが、そもそもどんなダイエット法なのでしょうか。東京表参道にある『ティーアイ表参道クリニック』院長の田原一郎先生に詳しいお話を伺いました。

「食事を食べた後は血糖値が上がります。すると、インスリンというホルモンが膵臓から分泌され血糖値を下げる仕組みになっています。インスリンは、取りこまれたブドウ糖をグリコーゲンあるいは中性脂肪に変換して、エネルギーを蓄える働きも促します。つまり、インスリンは脂肪をため込ませえる働きをするということです。

血糖値が上がらなければインスリンの分泌も上昇しないので太りにくくなると言えます。その方法として注目されているのがGIダイエットです。食物繊維→たんぱく質→糖質、と食べる順番を工夫したり、食後の血糖値の上昇スピードを数値化したGI値に注目し、なるべく低GI食品を食べることをお勧めします」(田原先生)

せっかくダイエットに挑戦するのであれば、リバウンドしにくい方が良いですよね。人間の身体は毎日食べている物で作られています。過度な食事制限ダイエットよりも日々の生活を見直すことが成功への近道のようですので、今年はGI値に注目しつつ、ダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

【取材協力】

田原一郎・・・医学博士。日本医科大学医学部卒業後、消化器外科に入局。大学病院での診療、大学院での遺伝子・再生医療の研究ののち、救急病院での外科・内科医療に従事。そこで「世の中で美容についての医学的要求がいかに高いか」ということを感じ、美容医療に興味を抱くようになる。2012年『ティーアイ表参道クリニック』開院。201410月には、『TI.cafe(ティーアイカフェ)』を表参道にオープン。http://www.ticlinic.com/

【参考】

ダイエットとリバウンドについてえんばく生活

https://www.value-press.com/pressrelease/140512

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