歯並びがいいと出会いの場で有利だと思う人が88.9%であることが明らかに
毎月さまざまな記念日があるが、11月8日は「いい(11)歯(8)の日」。歯並びに自信がないと笑顔がぎこちなくなるという説もある中、婚活中の男女にとって“歯並び”はどれくらい重視されているものなのだろうか。
そこで、矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供する『アライン・テクノロジー・ジャパン』が5年以内に結婚を希望している20から40歳代の男女2,000人を対象に行った「歯並び意識調査」の結果をご紹介する。
■「歯並びがいいと出会いの場で有利だと思う」人が88.9%
「歯並びは第一印象を左右すると思うか」と聞いたところ、「左右する」と答えた人は78.3%(1,565 名)。男女別で分析すると、「左右する」と答えた人の割合が多いのは女性(85.5%)で、男性(71.5%)を大きく上回った。
さらに、歯並びがいいと出会いの場面で有利にはたらくと思うかどうか聞いたところ、「有利にはたらくと思う」と答えた人は88.9%(1,777 名)に達した。男女別では、「有利にはたらくと思う」と答えた人の割
合が多いのは女性(90.9%)で、男性(86.8%)をやや上回る結果となった。
また、婚活パーティーなど新たな異性と出会う機会で、歯並びが悪い人にあったときの印象について自由記述で聞いたところ、「個性があっていい」など好意的にとらえる意見がある一方、「清潔感がない」「引いてしまう」など否定的な意見も目立った。
■やはり第一印象で大切なのは“笑顔“
今回の調査では、笑顔が第一印象に与える影響についても聞いた。
「笑顔は第一印象を左右すると思うか」と聞いたところ、「左右する」と答えたのは91.9%(1,837名)だった。男女別で分析すると、「左右する」と答えた人の割合が多いのは女性(94.2%)で、男性(89.5%)を上回りました。
初めて会う相手の顔で気になる部分については、目が圧倒的な多数(73.6%、1,471名)を占め、口もと(18.8%、376名)、鼻(4.0%、79名)などと続いた。ところが、相手の笑顔で気になる部分について尋ねると、口もとを挙げた人は 46.9%に達し、目(47.9%)とほぼ横並びとなった。口もとと歯並びは、笑顔をつくる上で重要な役割を果たすようだ。
■歯並びに自信がないけど、治療の経験もない人が約半数
最後に、「自分の歯並びに自信はあるか」と質問したところ、「自信がない」と答えた人は58.5%(1,170 名)で、半数を超えた。歯並びに自信がない人のうち、矯正治療の経験がない人は 88.0%(1,030 名)だった。
歯並びや笑顔は第一印象を左右すると多くの人が考えているにもかかわらず、「治療の必要性を感じない」などとして矯正治療には至っていないという矛盾した傾向が明らかとなった。
歯並びが綺麗だと第一印象が良くなるとは分かっていても、“費用が高い”、“痛そう”などの理由で、強制に踏み切れない人も多くいるようだ。ただ、歯並びやかみ合わせが悪いことが第一印象だけではなく、虫歯や歯周病、咀嚼機能への悪影響が考えられるので、気になる人は一度専門医に相談してみても良いかもしれない。
【参考記事】
※秋冬の洗顔意識 – オリコン