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スメハラ予備軍になってない!? 相手の口臭、約9割の人が指摘できていない事が判明

 

最近、口臭や体臭などの臭いによって周囲を不快にさせるスメルハラスメントが社会問題として注目されています。会社によっては人事部や総務部の人に悩み相談をする人もいるようです。

その背景を受け、歯ぐきの健康を通じたカラダ全体の健康を推進する団体「オーラルプロテクトコンソーシアムでは、日本人20代~40代の男女600名を対象にビジネスの場での口臭・オーラルケアの実態に関する意識調査」を実施しました。

そこで今回は、その調査結果と、口臭予防のためのポイントをご紹介します。

口臭きつい人は「周囲への気配りや配慮が足りない」

「口臭がきついことが原因でその人の印象が 変わってしまった経験はありますか」と質問してみたところ、「ある」(55.5%)と回答した人が半数以上。どのように印象が変わったかを聞いてみると、「周囲への気配りや配慮が足りない」と6割以上が回答しました。さらに、「人から尊敬されなさそう」(15.8%)、「仕事が出来なさそう」(11.5%)と、口臭がきついことで仕事に直結するマイナスの印象も生み出していることが分かりました。

口臭に対して直接指摘するハードルは高い!

「あなたは、他人の口臭や歯垢が気になったとき指摘できますか」と聞いてみたところ、86.8%、約9割が「口臭を指摘できない」と回答。相手の口臭を直接指摘することのハードルは高く、同僚の口臭に泣き寝入りしている方が多数いることが判明しました。

口臭によって印象が変わってしまう反面、口臭に対して不満があるにもかかわらず、口に出せず、対象者から距離を保つことでスメハラ対策を行う社会人が多数いることが明らかになりました。

ちょっとした気配りで口臭予防!口臭がきつくなるNG習慣

口臭が気になっていても相手になかなか指摘できないのが現実のようです。相手に不快な思いをさせないためにも、以下の点に気をつけてください。

1)マウスウォッシュをしない

きちんと歯磨き(ブラッシング)しているつもりでも、歯ブラシの毛が届く範囲は口の中の25%程度言われています。歯と歯の間に詰まった食べカスなどは雑菌が繁殖する原因となり、臭いが発生しやすい環境になってしまいます。

歯磨きする時間がないくらい忙しい時でもマウスウォッシュをすれば口の中がすっきりします。

2)食後にすぐ歯を磨く

子どものころ、「食後はすぐ歯を磨きましょう」と教えられたと思いますが、食後すぐに歯を磨くのはNG。食後は唾液の分泌が活発になるタイミング。そのタイミングで歯磨きをしてしまうと唾液の分泌が少なくなり、口臭が強く感じられるようになってしまいます。

社内外でのコミュニケーションが重要視される社会人にとって、外見だけでなくお口の身だしなみについても意識を高める必要がありそうです。ちょっとした工夫で口臭予防はできますので、これまでオーラルケアをあまり意識していなかった人もぜひ取り入れてみてくださいね。

【参考】

口臭・オーラルケアの実態に関する意識調査『オーラルプロテクトコンソーシアム』は

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