あなたはいくら使う?今年のご褒美ギフト平均額は68,160円だと判明
冬のボーナスの時期が近づき、今年は何を買おうか悩んでいる人もいるだろう。“ご褒美ギフト”は女性特有のものと言われているが、今年はどんなものを欲しいとかんがえているのだろうか。
今回は、プラチナ・ギルド・インターナショナルが、20 代~50 代の働く女性600 人を対象に行った「自分へのご褒美消費に関する調査」の結果をご紹介する。
■働く女性の 2 人に1人が、自分にご褒美を贈る
「今年自分にご褒美を贈るか」を尋ねたところ、働く女性のおよそ 2 人に 1 人、54%が今年自分にご褒美を贈っていることが判明した。さらに、「贈る」と回答した方にご褒美の予算について昨年との比較を質問したところ、「変わらない/変えない予定」が 47%、「増えた/増やす予定」が 30%で、約 8 割の方が予算を維持、もしくは増加させており、予算を減らした方は約 2 割に留まるという結果となった。
11 月 17 日に内閣府が発表した2014 年 7~9 月期の GDP 成長率は年率換算で-1.6%と 2 期連続のマイナス成長で、消費の冷え込みが表れている中、働く女性は自分へのご褒美に積極的であることが読み取れる。
■自分へのご褒美、今年の平均額は 68,160 円
今年一年で自分に贈ったご褒美の合計金額について、全体の平均額は 68,160 円。年代別に見ると 20 代が最高額で101,805 円、続いて 50 代が 76,103 円、30 代と 40 代は 20 代の半分以下の金額という結果に。
年代ごとにご褒美を贈る理由を見ていくと、20 代では「思い切って旅行に行った」や、「仕事が忙しくなり、自分のモチベーションをあげるためにもたまには贅 沢 してもいいかなと思 った」など、ご褒美 への出費に躊躇してない様子がうかがえます。50 代では「仕事を頑張ったから」という回答が目立ち、全体の平均額を下回った30代と40代では、「子供にお金をかけたいから」や、「フルタイムからパートにかわり、収入が減ったため」などというコメントがあり、結婚や出産という転換点を迎え、ご褒美にかける金額を抑えている様子が見受けられた。
■ご褒美のキーワードは、「長く使える」「ストレス発散」
今後自分に贈りたいご褒美について質問したところ、“モノ消費”においては 1 位が「ジュエリー・アクセサリー」(113人)、2 位が「バッグ」(103人)、3 位に「衣服」(93人)、4 位に「時計」(67人)、5 位に「靴」(57人)、“コト消費”においては、1 位が「国内旅行」(171人)、2 位が「海外旅行」(164人)、3 位に「食事」(132人)、4 位に「美容」(112人)、5 位に「観劇・コンサート」(81人)という結果となった。
ご褒美を選んだ理由を、“モノ消費”と“コト消費”という観点で分析したところ、“モノ”と“コト”という消費の質によって、選ぶ理由に違いが見られることが分かった。“モノ消費”において多くあげられた理由が「長く使えるから」であった一方、“コト消費”で多くあげられたのは「ストレス発散のため」。体験や経験を楽しむ“コト”がその時抱えているストレスを発散するために使われるのに対し、“モノ”は長く使える、ずっと続く価値があるものが好まれている傾向があった。
【参考】
※自分へのご褒美消費に関する調査 – プラチナ・ギルド・インターナショナル