お肌の調子が悪い時は腸内環境を見直して!便秘回避テクニック
過去記事で、アトピー性皮膚炎の改善には“腸内環境”が大きな役割を果たしていることをご紹介しました。スキンケア・ボディケアをしてもなかなか症状が緩和されない場合は、日常生活を改めて見直して腸内環境改善に努めましょう。
今回は、腸内環境に影響がある“便秘”を防ぐための生活習慣についてご紹介します。
■食物繊維や果物、適度な植物性脂肪を摂る
食物繊維は便通を助ける役割があります。食物繊維が豊富な海藻類や野菜類を積極的に食べるようにしましょう。また、植物性脂肪=植物油は腸のぜん動運動を活性化し、便の滑りも良くしてくれますので、適度に摂取しましょう。“脂肪”と聞くと健康に悪いものというイメージがある人もいるかもしれませんが、健康維持の観点からするとある程度油を摂ることは不可欠です。
■起き抜けに冷たい水を飲む
雑誌などに「常温のお水を適宜飲むと代謝が良くなる」などと書かれていて、常にお水を飲むようにしている人も多いかもしれませんが、お通じのことを考えると、朝起きてすぐ冷たい水を飲むのがベター。食べ物が入っていない空の状態の胃に冷たい水が入ることで胃腸が刺激されて腸の運動が盛んになると言われています。
下剤などを飲んで便秘を解消しようとすると、もともと腸が持っている力が弱くなってしまう可能性があるので、下剤などの薬で解消するよりも定時にお水を飲む方が身体にも優しい便秘解消法と言えます。
■乳酸菌などの有用菌を摂取する
“乳酸菌”は腸内環境を整えるお話では絶対に欠かせないキーワードです。腸内環境を整えるのに有効とされている代表的なものには、「植物性ラクトバチルス乳酸菌」、「L-92乳酸菌」、「LGG菌
」、「ビフィズス菌BB536」などが挙げられます。ヨーグルトや乳製品を購入する際、裏面にある成分表示の欄によく目を通して、便秘解消につながりそうな商品をぜひ食べるようにしてください。
便通が良い人は、決まった時間に便意・尿意をもよおす人が多いようです。特段化粧室に行きたいというタイミングでなくても、例えば食後には必ずトイレに行くなど毎日同じ時間に排便できるような環境を自ら作ってあげるもの良いかもしれませんね。