ビールのお供はこれ!食べても太りにくいおつまみ3選
暑い夏に乾いた喉をうるおすためにキンキンに冷えたビールや日本酒をグビグビ。ビアガーデンを想像するだけでテンションが上がる季節です。ダイエット中だって断れない飲み会があったり、どうしても飲みたい!って日もありますよね?
そこで今回は、酒文化研究所が行った調査で判明した飲酒・休肝日に関する意識と、飲む時に覚えておきたい食べても太りにくいおつまみについてご紹介します。
■半数は適量飲酒を守っている!
厚生省の考える日本人の飲酒適量は1日あたり日本酒換算で2合(ビールなら1リットル)。さらに週に2日程度は飲まない日を設けることが望ましいとのことですが、全体像を把握するために、まずは、飲む時の平均的な飲酒量と現段階での飲酒頻度を聞いてみました。飲酒量が適量までの人が53%で、少し飲みすぎの定量の1.5倍までの人が29%、1.5倍を超えている人が18%でした。やはり酒好きが中心のモニターさんは、医学的には少し飲みすぎの傾向となりました。
続いて、飲む日数はどうなのかということで、意識的に酒類を飲まない休肝日の有無を聞いてみました。「週に2日以上実施」が30%、「週に1日実施」が18%で、「全く実施していない」人も42%いました。
■休肝日づくりが適量飲酒への第一歩
休肝日を始めた理由は、「健康維持のため」が61%と最も高く、次いで「医師や家族のすすめ」「高血圧や糖尿病予防のため」「酒に弱くなったと実感した」「ダイエットのため」が2割強ずつあがりました。
「適量以上飲むが休肝日を実施している」50代の具体的な声では
・「半年前に酔いが早くまわるようになったと感じて週1日の休肝日をはじめた。飲み過ぎ防止のため余分なお酒は家に置かないようにした。」
・「50代になったころから翌日酒が残るようになったので週2回休肝日をつくるようにした」
などのコメントが寄せられました。年齢と共にお酒との付き合い方も変わっていくようです。
■食べても太りにくいおつまみ3選
酒の席では食欲が増して、つい食べ過ぎちゃう……なんてこと、ありませんか? ここでは、食べても太りにくいおつまみを3つご紹介します。
(1)生野菜サラダ
食物繊維が豊富で、お酒を飲む前に食べると血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。血糖値の上昇を抑えることができれば糖が脂肪になりにくいです。また、食物繊維が豊富な食材はきちんと噛んで食べる必要があるので咀嚼回数が多く、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ予防にも。ただし、マヨネーズなどは高カロリーなので塩こしょうなどの調味料で味付けするのがポイントです。
(2)焼き鳥
「お肉を食べたら太る」というイメージがありますが、お肉もバランス良く食べないと脂肪が燃焼されません。鶏肉には人間が生きていくために必要な栄養素の一つであるたんぱく質が多く含まれるので、お勧めです。タレも美味しいですが、できれば塩で食べることをお勧めします。
(3)お漬物・キムチ
居酒屋などで必ずあるおつまみと言えば“お漬物”。お漬物やキムチは発酵食品なので腸内環境を整えてくれるおつまみです。最近では塩麹漬けなどもブームですので、ぜひ最初にオーダーしましょう。
飲んでいる間は“食べている”という意識が低くなって、つい食べ過ぎてしまうもの。酔って記憶があいまいになる前に太りにくいおつまみをテーブルの上に並べておくことをお勧めします。
【参考】
※ 「酒コントロールについて」 –酒文化研究所
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201506241366/