猛暑到来!暑いのに冷え性に悩む“夏冷え女子”が急増中
今年もジリジリと太陽が照りつける猛暑日が続いていますね。こんな日が続くと、食欲がなくなったり、夜寝つけなかったりと、夏バテの症状に悩む方も多いのではないでしょうか。しかし、夏バテ対策の行動がかえって夏バテや冷え性を悪化させてしまうこと、みなさんご存知でしょうか。
そこで今回は、敏感肌専門ブランド『ディセンシア』が30~40代女性250名を対象に行った、夏バテに関する意識調査を紹介。そこで分かった“夏冷え”事情とやりがちNG習慣をご紹介します。
■夏バテ対策のため、大半の女性が体内外から身体を冷やしていた!
今回の調査で夏バテ対策として「夏の時期、就寝時は冷房をつけて寝ている」人が62%、「夏は冷たいものを口にする事が多い」人が85%いる事が判明しました。さらに、夏バテ対策として冷房や冷たい飲料を摂取している人を対象に、夏の時期の体調について聞いてみたところ、“夏バテ”や“冷え症”の症状を自覚している女性がいずれも8割以上という結果となりました。
つまり、普段から夏バテしやすく冷え性という自覚があっても、暑さから逃れるため、冷房をつけて寝てしまったり、冷たいものばかり摂取してしまったりと、“夏冷え”の原因になる行為をなかなか断てていないという現状が明らかになりました。“夏冷え”が進行すると、ますます体調を崩しやすくなるという悪循環を導いてしまいます。
■それ、やっちゃダメ!ついやりがちな“夏冷え”一直線のNG習慣
冷え性はいきなりなる物ではなく、長い生活習慣によって作り上げられた体質です。冷えを自覚している人は夏冬問わず冷え性対策をするべきです。ここではついやりがちなNG習慣を紹介します。
(1)湯船につからない
「夏は暑いから毎日シャワー」という人が多いと思いますが、シャワーを浴びるだけでは体を温めることは難しいです。エアコンで冷えてしまった体を温め、血行をよくするためにも夏でも湯船につかりましょう。
(2)毎日素足にサンダル
夏のファッションの代表格サンダル。ペディキュアも綺麗に塗って可愛くしていたいとは思うのですが、エアコンの冷気は足元を冷やしてしまいます。足先は心臓から一番遠いため、足元が冷えてしまうと冷え性はなかなか改善しません。室内にいる時は薄手の靴下を履くなど、つま先が出ている素足の状態でいる時間を短くするようにしましょう。
(3)暑気払いで冷たいビール
「夏の暑さをしのぐために仕事の後のビールが欠かせない」なんていうひとも多いかと思いますが、大量に冷たい飲み物を飲むと、体の内部を急激に冷やしてしまうことになります。最初は涼しげですが、飲み続けていると体の芯の部分がどんどん冷えてしまいますので、要注意です。
最近は外気と室内温度の大差から“冷房病”にかかる人も増えていると言います。冬になればさらに冷え性が辛くなりますので、今回のアドバイスを参考に夏の間もしっかり冷えケアをするようにしてくださいね。
【参考】
※ 夏バテに関する意識調査 – decencia