「肩こらない県」は●●県に決定!「47都道府県 肩コリ県ランキング」公開
デスクワークが続き、身体がなんとなくだるく感じることはありませんか。身体の中でも肩にだるさを感じる人が多いと思いますが、住んでいるエリアによって肩コリを感じやすい・感じにくいというギャップはあるのでしょうか。
今回、パナソニックが20~60代の男女8,360名を対象に行った「肩コリに関する意識・実態調査」で肩コリを感じている県・感じていない県が明らかになりました。ここではその結果と、簡単にできる肩コリ解消ストレッチについてご紹介します。
■肩コリ県TOP3、1位は鹿児島県!
47都道府県の中でもっとも肩コリを感じている「肩コリ県」1位は鹿児島県でした。次いで2位が福島県、3位が東京都という結果に。3位内にランクインした都県を詳しく見ると、1位の鹿児島県は肩コリの程度について、5段階中5の評価(非常にこっている)と回答した人が全国平均(35%)を上回り42%。強い肩コリを感じている人が多くいることが1位となった理由とも考えられます。2位の福島県、3位の東京都はともに、肩コリを感じる頻度が「週に4回以上(ほとんど毎日)」の人が43%と全国平均(35%)を上回る結果となり、頻繁に肩コリを感じている人が多いようです。
■全国的に「姿勢の悪さ」が原因?仕事に影響する可能性も
続いて、普段から肩コリをはじめとして、首、腰など、体のコリを感じている人にその原因は何だと思うかを聞いたところ、もっとも多かったのは「姿勢の悪さ」(61%)。「運動不足」(54%)、「長時間の同じ姿勢」(47%)や、「長時間のパソコンの使用」(34%)といった生活習慣も上位に並びました。
ちなみに、肩コリ県2位の福島県は、「姿勢の悪さ」を自覚している人が69%と全国でも多く、5位の島根県(68%)、7位の山口県(68%)も同程度に多い結果となっています。
このような体のコリを感じることで、「体がだるく感じる」(59%)、「体が重く感じる」(52%)など、全身への影響を感じる人は半数を超え、「頭痛を感じる」(33%)、「目の周辺の痛みを感じる」(20%)といったパーツに関しても悪影響が出てしまう人がいるようです。また、約5人に1人(17%)は「仕事に集中できなくなる」と回答しており、体のコリが思わぬところにまで影響を与えてしまうことが明らかになりました。
■いつでも簡単!肩コリ解消ストレッチ
「血行不良・目の疲れ・ストレス」この3つが肩コリの主な原因と言われています。その中でも特に注意したいのが「血行不良」。血行を良くすることで肩コリが軽減されます。肩コリを感じた時にぜひ行ってもらいたいストレッチを3つご紹介します。
(1)腕を上下に動かす
両腕をバンザイのように高く上げた後、ひじを肩の高さまで真横に降ろします。これを10回程度繰り返します。
(2)腕を前後に動かす
両腕をまっすぐに前に出し、押し出すようにさらに前に伸ばします。その後、肩甲骨をくっつけるようにひじを引きます。これを10回程度繰り返します。
(3)肩を回す
右手を右肩の上に乗せ、ひじで大きく円を描くように、肩を回します。右回り・左回りをそれぞれ行います。逆側の肩も、同様に回しましょう。
肩コリは放置していると頭痛や吐き気など他の症状を引き起こすこともあり、ひどいと首のヘルニアになるとも言われています。肩コリに悩んでいる人は「仕方ない」と諦めずにストレッチをしたりお風呂に入ったりして血行促進の習慣を付けるようにしましょう。
【参考】
※肩コリに関する意識・実態調査 – パナソニック