●●に自信のある女性はわずか4人に1人。果たして原因は！？

 

日増しに秋らしい天候の日が増え、“食欲の秋”“ファッションの秋”とさまざまな面で楽しめるシーズンが近づいているが、暑い夏から寒い冬へと向かう季節の変わり目の秋は肌状態が不安定になり、肌トラブルの面では悩ましい時期だ。

そこで、今日はトレンド総研が20～50代の女性500名を対象に行った「肌」に関する調査の結果をご紹介する。

■自分の肌に自信を持てない女性が全体の25％

まず、「自分の肌に自信がありますか？」と聞いたところ、「自信がある」と回答した人は 20～50 代女性のわずか 21％という結果に。また今回の調査対象のうち、最も若い年代である 20 代に絞った場合でも、「自分の肌に自信がある」人の割合は 26％で、4 人に 1 人にとどまりました。年代を問わず、女性たちの大半は、自分の肌に自信を持てていないことになります。

また、「自分の肌に点数をつけると何点ですか？」という質問でも、平均点は「47.4 点」となりました。100 点満点の半分にも満たない結果となり、自己評価の低さがうかがえます。

■お肌のために外側からのケアは頑張るが、内側ケアはまだまだ手つかず

「肌のための“内側からのケア”が、普段から十分にできていますか？」という質問において、「十分にできている」と答えた人はわずか5％。残りは「できてはいるが、十分とはいえない」（42％）、「できていない」（53％）と回答しており、女性たちも、内側からのケア不足を実感しているようだ。

「肌のケア」について普段から意識してやっていることを聞くと、最も多かったのは「自宅でスキンケア製品（化粧水、乳液、美容液）を使う」で 86％という結果に。

一方で、「十分な睡眠をとる」（38％）、「栄養バランスの良い食事を摂る」（34％）、「適度な運動をする」（22％）などの内側からのケアは、総じて低い結果となった。

また、「肌の調子が悪くなるとやっていること」としても、「十分な睡眠をとる」は23％、「栄養バランスの良い食事を摂る」は18％、「適度な運動をする」は10％という割合になり、内側からのケアは軽視される傾向がうかがえる。

■便秘がちな女性は約半数。便秘している時は肌の調子もイマイチ

ちなみに今回、「便秘」の状況についても質問をしたところ、45％と約半数の女性が「便秘がちである」と回答。また、「便秘をしている間は、肌の調子が悪いことが多いと感じますか？」という質問では、61％が「そう感じる」と答えた。

なお、「便秘の原因」としては「食生活の乱れ（食物繊維不足など）」と回答する人が最も多く、47％にのぼっている。

いかがだろうか。　ひと夏を越しダメージを受けたお肌のままだと秋の肌トラブルは長引きやすい。内側からのケアは便秘解消にもつながるので、気温や湿度の変化に合わせてスキンケアの方法を見直すなどの外側からのケアだけでなく、食事や運動にも気を配るなど内側からのケアもしっかり見直してほしい。

【参考】

※「肌」に関する調査 – トレンド総研