生まれ変わったら夫は今の相手を選ぶが、妻は「どちらとも言えない」ことが判明
11月22日は「いい(11)夫婦(22)の日」。毎年、理想の有名人おしどり夫婦を選ぶ“パートナー・オブ・ザ・イヤー”の話題が持ち上がるこの記念日。夫婦円満の秘訣などを選ばれた有名人夫婦がコメントする映像が流れる時期だ。
今回は、「いい夫婦の日」にちなんで全国の男女既婚者1,000名を対象に行われたアンケート調査の結果をご紹介する。
■生まれ変わっても今の妻を選ぶ夫とどちらとも言えない妻
「生まれ変わったとしたら、今のパートナーを選びますか」との質問に対して、全体では「どちらともいえない」が 38.8%で最も高いものの、「今の相手を選ぶ」が 38.6%で、昨年の 33.5%から 5.1 ポイントアップしていた。
また、性別でみると、夫は「今の相手を選ぶ」(42.8%)が最も高いのに対し、妻は「どちらとも言えない」(38.4%)の割合が最も高くなっており、夫婦間で若干の誤差が見られる結果となった。夫は今の妻に満足しているが、逆に妻は今の夫に不満を抱いているということだろうか。
■今のパートナーを選んだ理由ナンバー1は“性格”
「今のパートナー(夫もしくは妻)を選んだ理由を教えてください」と聞いたところ、全体では、昨年とほぼ変化は無く、「性格」が 54.2%で最も高く、次いで、「優しさ(思いやり)」(49.1%)、「フィーリング」(42.8%)がトップ 3 となった。
前述の質問、「生まれ変わったとしたら、今のパートナーを選ぶか」との回答と掛けあわせて見てみると、【生まれ変わっても今の相手を選ぶ】層のパートナーを選んだ理由トップ 3 は全体と同様で、相手の魅力に惹かれパートナーを選んだことが推測される。
一方、【別の人を選ぶ】層で最も多い理由は「タイミング」(34.1%)で、【生まれ変わっても今の相手を選ぶ】層において順位の低い“相手に関係無い理由”の順位が高くなっているのが興味深い。
■夫婦円満だと感じているのは妻よりも夫
最後に、「あなた方ご夫婦は今円満だと思いますか」と問いかけてみたところ、全体では、「とても円満」が 27.4%、「まあ円満」(51.4%)まで含めた「円満計」が 78.8%で、「円満ではない計」は 7.9%に留まり、昨年とほぼ同様の結果となった。
また、夫と妻の「円満計」を比較すると、妻より夫のほうが 3.2pt 円満と感じている割合が高くなっている。さらに、性別×年代別で「円満計」をみると、60代において最もその差は拡大し、円満計は妻より夫が8.0pt上回った。
しかし、60 代の「円満計」は、男女ともに50代より回復しており、昨年は妻の円満計が年代の上昇とともに下がっていたことと比較すると、夫が仕事を引退し、妻と共に過ごす時間が増える中で、昨年よりも夫の努力している様子が伺える結果となった。
【参考】
※「2014 年度いい夫婦の日」アンケート調査 – HYPERLINK “http://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/1589” 「いい夫婦の日」をすすめる会