飲んだ後のラーメンは別腹!?太らないラーメンの正しい食べ方、大公開
クリスマスパーティーや忘年会で毎夜外食が続くと、心配なのは“冬太り”。楽しい時間のツケがこれから来るのかと考えるとちょっと憂鬱になる人もいるのではないだろうか。
そこで、今回は女性の心と身体の健康情報を発信『ウーマンウェルネス研究会』が公開した忘年会・新年会シーズン、食べても太りにくい食べ方・飲み方についてご紹介する。
■宴会で注意すべき食べ方&飲み方とは?
宴会の席では、話に盛り上がりつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまいがち。そんな時でもちょっとしたコツを押さえれば体重増加を抑えることができる。
(1)大皿から直接とって食べると、量がわからなくなって食べ過ぎてしまいがち。小皿にとって量を確認しながら食べる。
(2)お酒は“何を飲むか”より“どう飲むか”が大切。上質なお酒を1杯だけ飲むなど量より質を楽しむのがコツ。複数の種類を飲み過ぎてしまいがちな飲み放題は、避けたほうが無難。
(3)茶カテキンは脂肪の燃焼を高める。茶カテキンを継続してとりいれることで、“入ってくる脂肪”と“体にたまった脂肪”の両方が消費しやすくなる
■太りにくい料理代表は“お鍋料理”!
美味しいものは食べたいけど、太りたくない! そんな時に大切なのは、食べる順番や食べ方を意識することだ。
(1)まずは最初に野菜を食べる。野菜に含まれる食物繊維が、そのあとに食べる脂質や炭水化物の一部を吸着させて、一緒に排泄される。
(2)冬の定番ともいえる鍋は、野菜・タンパク質を食べた後に、麺類などの炭水化物を摂るため、とても理にかなったメニューと言える。
(3)意識してゆっくり食べることも大切。食べ始めてから20分後に満腹中枢が刺激されるため、それまでの時間稼ぎとしても、野菜を先に食べておくのがポイント。野菜は、低カロリーで満腹感をもたらすものが多いので一石二鳥だ。
■太らないラーメンの食べ方とは?
お酒を飲んだあとに、むしょうに食べたくなるのがラーメン。ラーメンは高カロリーで塩分や脂質が多く含んでいるが、工夫次第で体重増加を防ぐことができる。
(1)トッピングの選び方…もやし、(未調理の)ネギ、ワカメ、青菜などカロリー、脂肪分、糖分が低いものと野菜はOK。チャーシュー、コーン、バター、メンマ、(油であえた)ネギはNG。
(2)食べ方…ラーメン1杯分のスープを飲み干すと、1日分の塩分量を摂ってしまうので、レンゲを使わない。
(3)食べるタイミングは、寒い場所で長時間過ごす人は、昼食として食べれば身体が温まるので◎。野菜がたくさん入ったラーメンなら、夕食にしても大丈夫。
お腹がいっぱいでも好きな物や珍しい物が出てくると「別腹、別腹」と言いながら不思議と食べられえることが多いが、これは、食べたいものが目の前に出てくると食欲を増進させるホルモンが分泌されるためであり、そうなると胃の中にスペースができるそうだ。このスペースがいわゆる“別腹”。
美味しいものが目の前をひしめくシーズンだが、くれぐれも食べ過ぎには注意しよう。