その毛穴ケア、間違えてない?ツルスベ肌を目指す人の正しい毛穴ケアとは
年齢を重ねるとともに悩みが深くなる“毛穴”。若い時は黒ずみやザラつきだけだったのに、徐々に毛穴のたるみや開きが気になって新しいケア方法をスタートする人も多いかと思います。しかし、毛穴ケアは一歩間違うと状態を悪化させることもあり、NGケアを続けるのは危険信号です。
そこで今回は、NG毛穴ケア&お勧め毛穴ケアについてご紹介します。
■NGケア①:ゴマージュを使った毛穴ケア
角栓のザラつきが気になる人でマイクロビーズや植物性スクラブ配合のアイテムを使っている人が多いですが、スクラブ系の洗顔料は使い方に気を付けてください。ごっそりきれいにしたい一心で思わず力が入ってしまう人がいますが、毛穴の汚れを掻き出すとともに皮膚表面を傷つけてしまう場合があり、毛穴汚れが取れても炎症が起きて別なトラブルにつながります。
■NGケア②:シートなどで角栓をはがすタイプの毛穴ケア
シートタイプのパックは毛穴汚れや角栓が取れていることが目に見えて分かるので、気分的にテンションが上がってしまいますが、毛穴の中がごっそり取れた状態が続くと、これまた別なトラブルの原因になってしまいます。
はがすタイプの毛穴ケアを行なった場合は、その後のスキンケアがとても重要です。パックオフした後のお肌はとても乾燥しやすいため化粧水でしっかりと保湿し、水分がしっかり行きわたったらその後は乳液やクリームでお肌を保護してあげましょう。
使用頻度が高いと皮膚を傷めてしまいますので、回数は週に一度程度にとどめておくことをお勧めします。
■お勧めケア①:クレンジングした後、洗顔前にホットタオル
ホットタオルを顔に乗せて温めることで毛穴が開きやすくなり洗顔時に汚れが落ちやすくなります。クレンジングの前にホットタオルをする人がいますが、メイクをした状態では毛穴が開きづらいため、クレンジングでメイクをオフした後にホットタオルするという手順がお勧めです。
■お勧めケア②:セラミド配合の化粧品を使う
毛穴の汚れをしっかり落とした後は、毛穴のまわりを柔軟にし、毛穴つまりを予防することが大切です。細胞と細胞の間を埋めてくれる細胞間脂質の一つである“セラミド”は水分を蓄えてお肌を保湿するとともに、細胞間の隙間を埋めることで外部刺激を予防することができます。成分表示に「セラミド」と書かれている商品を積極的に取り入れてみてください。
今回は“毛穴ケア”についてご紹介しました。春夏になると汗をかく機会が増え、皮脂分泌も活発になりますので、正しい毛穴ケアを心がけましょう!