美容効果の高いミネラルウォーターを飲むべきベストタイミングとは？

 

うだるような暑さが続く夏。熱中症対策などで水分補給を心がけている人も多いと思いますが、水分補給の時、皆さんはどんな風に選んでいますか？　「とりあえず目に入ったものを」という人もいるかと思いますが、体の60％は水分でできていることを考えると、毎日摂取するお水もこだわりたいところです。

そこで今回は、今さら聞けないミネラルウォーターの知識にご紹介します。

■どうしてミネラルウォーターを飲んだ方が良いの？

水道水に比べてカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラル成分を含んでいるため、一般的に美容健康のためにミネラルウォーターを飲んだ方が良いと言われています。

“軟水”と“”硬水“という区分については、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値を“硬度”と言い、日本では、『理科学辞典』の分類に準じて、178mg/L未満を“軟水”、357mg/L以上を“硬水”、その間を“中間の水（中硬水）”と呼んでいます。ちなみに、日本の水道水は60mg/L前後の軟水です。

■“硬水”と“軟水”のメリットとデメリット

硬水の長所としては①マグネシウム、カルシウムなどのミネラル含有量が多い、②飲用水として利用するだけでミネラル補給ができる、などが挙げられますが、逆にマグネシウム含有量が多過ぎると苦みが出て飲みづらいという短所もあります。

軟水は①ミネラル含有量が少ないため口あたりが良くまろやか、②乳幼児や子どもにも安心して与えられるなどの長所がある反面、ミネラル含有量が少ないため、飲むだけでミネラル補給が期待できないというのが実情です。

■ミネラルウォーターを飲むべきは就寝前

「ミネラルウォーターはいつ飲むのが良いの？」と思っている人もいるかと思いますが、入浴中や寝ている間に体内の水分が失われるため、お風呂に入りながら、または就寝前にお水を飲むことをお勧めします。冒頭でも触れましたが、熱中症が心配な季節は「喉が渇いたな」と感じた時はすでに脱水症状に近い状態なので、喉が渇くと感じる前に水分補給をしましょう。

いかがでしたか？　今回はミネラルウォーターの基礎知識をご紹介しました。私たちの体は、毎日摂取しているお水や食物でできています。ただなんとなく選ぶのではなく、美容と健康を意識して選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。