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マクドナルドは復活できる!? ヘルシー志向で巻き返しを図るマクドナルドの現状とは

 

最近、「業績下降、下げ止まらず」「今期131店舗の閉鎖決定」など、何かと暗い話題が多いマクドナルド。2015812日発表された201516月期(半期)決算では最終損益が262億円の赤字と経営状態はかなり落ち込んでいるだ。要因は様々だと思いますが、実際、一般消費者の利用状況はどうなのだろうか。

そこで今回『VenusTap』では、男女300人に「あなたはマクドナルドにどれくらいの頻度で行きますか?」というアンケートを実施。そこから分かるファーストフード店に対しての意識について紹介する。

半数以上がマクドナルドには「全く行かない」

「あなたはマクドナルドにどれくらいの頻度で行きますか」というアンケート結果は以下のようになった。

1位・・・「月に0回」  173人(57.7%)

2位・・・「月に12回」  108人(36.0%)

3位・・・「月に34回」  12人(4.0%)

4位・・・「月に56回」「月に710回」「ほぼ毎日」  それぞれ2人(0.7%)

5位・・・「月に1115回」  1人(0.3%)

この結果から半数以上の人がマクドナルドに全く足を運んでいないことが分かった。マクドナルドは全国に3,000店舗以上あると言われており(2014年時点)、どの駅に行っても駅前に黄色い“M”のマークを見かけるほど身近にあるお店であるにも関わらず、立ち寄る人は少ないようだ。

じわじわ進んでいるマクドナルド離れ

次に、「マクドナルドへは、昔に比べて行かなくなりましたか」と聞いてみたところ、「昔に比べて行かなくなった」と回答した人が181人(60.3%)で最多。「なぜ行く回数が減ったのでしょうか」と行かなくなった理由を聞いてみると

1位・・・「異物混入事件が相次いだから安全性が信用できない」 74人(40.9%)

2位・・・「昔に比べ値段が高いから」 71人(39.2%)

3位・・・「消費期限切れ鶏肉のナゲット事件があったから安全性が信用できない」 64人(35.4%)

という回答が上位を占めた。やはりニュースで取り上げられた異物混入問題や消費期限切れ問題が消費者意識に大きな影響を与えているようだ。安全性が信用できなくなったのに、価格が高くなるという事態に不満を抱いている人が多いことが伺える。

また、

4位・・・「うどん屋など安くておいしい外食チェーンが増えたから」 44人(24.3%)

5位・・・「おいしくなくなったから」 42人(23.2%)

という結果から、競争相手となる店舗がハンバーガーショップだけではなくなったことも要因の一つのようだ。

世の中、健康志向が高まっているため、今後もさらにファーストフード離れが進むかもしれない。全店舗禁煙化したり女性向けと思われる野菜を使ったメニューを開発したりするなど、ヘルシーさをアピールして巻き返しを図っているマクドナルドの今後に目が離せない。

【参考】

ボイスノートマガジンクリエイティブジャパン

http://magazine.voicenote.jp/

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