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「顔デカくない?笑」なんて言わせない!小顔に見せるちょっとした工夫

むくんで大きく見える自分の顔を鏡で見て「あぁ、もっと小顔になりたいなぁ」なんて思ったことはありませんか?集合写真を撮った時、隣の人との顔の大きさの差に愕然とした……なんて人もいるかもしれません。

そこで今回は、メイクで小顔に見せるテクニックを、美容コーディネーターの筆者がご紹介します。

小顔メイクのコツは「立体感」

小顔に見せるためには「顔に立体感を出す」のがポイント。シェーディングとハイライトを使って陰影をつくり、メリハリのある顔に仕上げて小顔に見せましょう。

(1)シェーディング

シェーディングとは、もともと絵画を描く時に明暗を付けることで奥行き感を出す技法のこと。それをメイクに応用すれることで顔に立体感を出すのです。

(2)ハイライト

ハイライトとは物体に光が当たったときに、光が集まって最も明るく光る部分のことを言います。顔の上に明るい部分をつくれば陰影効果がアップし、小顔に見せることが可能です。

ただし、ハイライトの多用は危険

いくら「小顔に見せたい!」と思っても注意が必要。

日本人はもともと影の少ない平坦顔の人が多いため、ハイライトを多用し過ぎると不自然に鼻が高く見えたりして、バランスの悪いメイクになってしまう場合があります。

高さを出すためのハイライトも活用しますが、平坦顔の人はシェーディングの方を重視して、奥行き感をより出すようにすると、ナチュラルな印象なのにメリハリをもたせることができます。

日本人向けコントゥアリングテクニック

「コントゥアリング」とは、シェーディングとハイライトを駆使したベースメイクのこと。海外セレブのキム・カーダシアンが自分のメイク法として公開したことで一気に注目されました。

先ほどもお伝えしましたが日本人はもともと平坦顔の人が多いので、ハイライトよりもシェーディングに注力したコントゥアリングが有効です。

シェーディングはフェイスラインから12センチの幅でブラウン系のパウダーかワントーン暗いファンデーションを塗って境目をぼかします。最近発売されているスティックタイプのファンデーションも、コントゥアリングでシェーディングを入れるのに便利です。

あくまでも陰影効果によって顔全体を小さく見せるためのシェーディングなので、暗い色が目立ってしまわないように、薄く・自然に、を意識してくださいね。。

フェイスライン以外では①頬骨よりも下の部分(デーモン小暮閣下のメイクのグレーの部分と言えば分かりやすいでしょうか)、②眉頭と鼻を繋ぐライン(鏡越しによく観察するとくぼんでいる部分があります)、③鼻筋の脇(鏡越しに正面から顔を見て、鼻筋が明るくなっている部分の脇)、この3か所にブラウン系のパウダーやファンデーションで影を作るようにしましょう。

フェイスラインは思っている以上に思い切ってシャドーを入れてOKです。①~③については自分の顔をよく分析して、不自然にならないように気を付けてくださいね。

(高橋果内子/美容コーディネーター)

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