花粉症でお悩みの人必見!花粉症対策とおすすめグッズ
春先になると、気になるのが「花粉症」。年々花粉症患者は増加、最近では小学生など小さな子どもでも発症することがあり、一度かかってしまうとなかなか治らない、やや厄介なものです。年々花粉飛散量が増えているとも言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は花粉症にまつわるお話をご紹介します。
実はあなたも花粉症?花粉症症状チェックリスト
「こんな症状が出たら花粉症かも?」という症状チェックリストはこちら。
□鼻のかゆみ
□目のかゆみ
□くしゃみ
□鼻水
□鼻詰まり
□鼻声
□いびき
□睡眠障害
□集中力の低下
□頭重
上記症状があるかたは花粉症予備軍かも?「鼻水・くしゃみ」「目のかゆみ」など花粉症の症状としてよく聞く症状以外にも「いびき」や「集中力の低下」なども花粉症の症状のようです。
驚愕の事実!実は日本人の3人に1人は花粉症
アレルギーの全国疫学調査2008(一番最新の調査結果)によると、日本での花粉症全体の有症率は29.8%でした。と言うことは、約3人に1人は花粉症に悩まされていると言うことになります。
アメリカの科学誌『サイエンス』に発表された地球温暖化に関する研究によれば、地球の気温は2100年までには過去に経験したことのないほどの気温上昇が予想され、これに伴い、地球温暖化の影響で2040年には花粉飛散量が現代の2倍以上にも増えるとの予想も発表されました。花粉飛散量が増えれば、今後花粉症患者は増える一方とも言えます。
花粉症にもいくつかのタイプがあるのをご存知ですか?
花粉症のタイプはいくつかの切り口で分類します。“症状別”ではくしゃみ・鼻漏型、鼻閉型、充全型(くしゃみ+鼻漏+鼻閉)があり、“種類別”には一種類の花粉、たとえばスギのみに反応するなどの“単一型”、複数の花粉に反応する“多重型”があります。
また、花粉が飛ぶシーズンが異なるため、“季節別”のタイプもあります。春型はスギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、マツなど、夏型はカモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ホソムギなど、秋型がブタクサ、カナムグラ、タンポポ、ヘラオオバコ、冬型はヨモギがアレルギー源である事が多いです
花粉症タイプ別!花粉症対策アイテム3選
最後に、花粉症の人にお勧めの対策アイテムをご紹介します。
①とにかく鼻がかゆい、鼻水が止まらないというタイプの人には「スチーム吸入器」
細かな蒸気を噴出させ、鼻やノドの粘膜を加湿することで不快感を軽減させるスチーム吸入器。スチーム吸入器で噴出される蒸気は約40度に加温され、10マイクロメートル(0.01mm)程度の細かい霧状のため、浸透圧などの鼻粘膜への悪影響はほとんどありません。
②目がかゆい、お肌がガサガサするというタイプの人には「サイクロン式掃除機」
花粉症の症状は花粉そのものが症状を引き起こすのではなく、花粉が持つアレルゲンが元凶です。このアレルゲンは花粉の表面よりも内部に圧倒的に多く存在しています。花粉が掃除機に吸い込まれると強力な風圧やフィルターを通る衝撃でバラバラに砕かれてしまい、結果排気口からアレルゲンが噴き出されてしまうので、花粉症に悩む方はサイクロン式掃除機に切り替えた方が良いです。
③症状が気になって眠りが浅いというタイプの人には「アロマ加湿器」
帰宅した後や部屋の換気をした時にはどうしても花粉が室内に入り込みます。そこで重要なのが“湿度”。湿度が低いと人が通る度に花粉が部屋の中を舞います。エアコンの影響もあり室内が乾燥しがちなので湿度を調整すると良いでしょう。ユーカリ、ティートリーは殺菌効果も高く鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。
まとめ
花粉症の「かゆみ」「鼻づまり」などの症状には憂鬱な気分にさせられますが、なるべく花粉に触れずに済むような便利グッズも増えていますので、それらを上手に活用して、花粉症シーズンを上手に乗り越えてくださいね。