髪の広がりを何とかしたい人必見!髪のプロが教える脱ゴワ髪テク
この時期、一番の悩みは“髪が広がること”って人は多いのではないでしょうか?実は私もその一人。ただでさえクセ毛で悩んでいるのに、雨が降る日は髪のボリュームがMAXになって、朝どんなに頑張ってヘアスタイリングしても、まったく意味がありません。
そんな人のために、今回は表参道にある美容室「HONEY」、横浜「BAYROOM by HONEY omotesando」オーナーの吉田 遼平さんに、梅雨時のヘアケアについて伺ってきました。
髪が拡がってしまう、そもそもの原因は
「湿気の多い季節になるとお客様からの相談で多いのは髪の広がりがひどいという悩みです。髪が拡がってしまう原因はパーマやカラー、紫外線による髪のダメージ、乾燥による髪内部の水分不足が考えられます。髪内部の水分が不足しているとそれを補うように大気中の水分を髪が吸ってしまって膨張してしまうパターンがほとんど。ですので、空気中の湿気を髪が吸わない状況を作ることが最善策です」(吉田さん)
トリートメントは保湿成分が高いものを
「先ほどもお伝えしましたが髪内部の水分量が少ないと、日中大気中の湿気を髪が吸いやすい状態になってしまいます。髪のダメージ補修をサポートしてくれるシャンプーやトリートメントを選ぶことも大切ですが、髪のキューティクルを正常な状態に戻すために、トリートメントは保湿成分が高いものを選びましょう。
夏になるとスキャルケアシャンプーを使う人が増えるかと思いますが、スキャルプケアシャンプーは頭皮の皮脂をさっぱりさせる効果があるため、それとセットで販売されているトリートメントは保湿成分が高いものを多いです。セット使いでなくても大丈夫ですので、スキャルケアラインのトリートメントを使ってみることも夏のシーズンはお勧めです」(吉田さん)
アフターバスヘアケアアイテムを変えてみる
「シャンプーには“さっぱり”とか“しっとり”とか髪質に合わせたタイプがありますが、髪が拡がってしまう時はシャンプーを変えるよりも、アフターバスヘアケアアイテムを変えてみることをお勧めします。
髪を乾かす時、ヘアミルクを付けて髪をケアしている人がいますが髪の内部に水分が増えると余計に広がる可能性がありますので、梅雨の時期、アフターバスヘアケアはミルクよりもオイルなどの油分が多いタイプがお勧めです。髪をセットするようなスプレータイプのスタイリング剤で髪をコーティングしてしまうのも一つのテクニックです」(吉田さん)
今回のお話を伺って、スタイリング剤のツヤ出しスプレーが髪のボリュームが出ないように使えることを初めて知りました。髪の広がりに悩んでいる人は、ぜひ使うアイテムを見直してみてはいかがでしょうか。