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電車内の出来事 ~美と醜~

 

先日、楽しく仕事の話をしながら御飯を食べた夜。ご機嫌に電車に乗り込み、先ほどまでの楽しい話を思い出しニンマリしていたら、隣に座った女性(推定25)が、おもむろに化粧直しスタート。

 

「今2330分で、これからどこに出かけるの?」と疑問に思っていた矢先、化粧直しが終わって、彼女はニンマリしながら、電車の中でセルフィー(自撮り)

「なぜ今セルフィー?今、電車に乗ってるだけなのに!?」

と私の頭の中は「???」ハテナでいっぱい。そして、その写真を美肌アプリで調整して、誰かに送っている光景を目の当たりにしました。

 

深夜の電車の中で化粧直しをしている姿にちょっとガッカリさせられたばかりでばく、化粧直しをした顔をさらに美肌アプリで加工した彼女。

「じゃあ、なぜ化粧直し?」

と思ってしまうのは私が歳を取ったからなのでしょうか。ちなみに、アプリの加工された彼女の顔がスマホ画面でちらっと見えたのですが、もはや本人とは別人でした。笑

 

最近、メイクについていろいろ思うことがあります。メイクは「自分をよく見せたい」人や「社会人として仕方なく」という人が多いけど、根本は「自分の魅力を伝える」ことだと思っています。だから、自分のコンプレックスを上手にカバーして、自分のチャームポイントを引き立たせることを戦略的に考えるべきだと。

 

例えば、「目を大きく見せたいなら、アイラインは太め」の伝説を信じ切っていては、ダメ。一重で悩んでいるのに、アイラインをガッツリ引いてしまっては、目が小さいのを強調するだけだということに気づいて欲しいなぁ、と思う今日この頃。

 

あと、電車内は化粧直しスペースでもないし、セルフィーを取る場所でもないことをマナーある女性なら分かって欲しいな、と思います。化粧は「化けて粧う(よそおう)」こと。周りに悟られてはダメなのです。世の男性にダメ出しをする前に「女としてのたしなみ」を身につけるようにしましょうね。

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