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減塩夫婦は家庭円満! 夫の愛を感じられない妻は増塩の

 

近年の健康ブームで「塩分は控えましょう!」と塩分過多の危険性についての認識を持っている人が増えたものの、未だ日本人は一日の目標慮を上回っているというデータがあります。「夫が病院で減塩を勧められたが、どうすれば良いかよく分からない」という奥様も多くいると思います。

そこで今回は、寿司チェーン『京樽』が2059歳の既婚女性1,000名を対象に行った「夫婦仲と減塩に関する調査」で判明した家庭円満度と、減塩生活テクニックをご紹介します。

夫の食生活や嗜好で心配していること 「塩辛いものが好き」3割強

世の奥様は夫の食事と健康についてどのように考え、どのような行動をとっているのでしょうか。

まず、「旦那さまの食生活・食の嗜好で心配していること」を複数回答可で聞いたところ、「脂っこいものが好き」(38.9%)、「早食い・大食い」(35.0%)、「塩辛いものが好き」(33.7%)がそれぞれ3割を超え、上位3項目となりました。早食い・大食いといった胃に負担をかけやすい食べ方や、カロリーや塩分の摂りすぎに直結する食の嗜好に気をもんでいるようです。

では、夫の食生活の改善のために、どのようなことに実際に取り組んできたのでしょうか。取り組んだ経験のあることを複数回答可で質問した結果、最多回答は「ネットで健康的な料理・食事について調べる」(32.9%)、次いで「スマホ・タブレットのレシピアプリで、健康的な料理・食事を検索する」(30.3%)が続き、ITを活用した情報収集が上位に挙がりました。以下、「テレビで、料理番組や、料理コーナーをこまめにチェックする」(22.8%)、「ランチ用に手作りのお弁当を作ってあげる」(21.1%)が続きました。

6割が「減塩料理は夫に対する愛情表現」だと回答

「減塩料理は旦那さまに対する愛情表現だと思う」という意見に、自身の考えがあてはまるかどうか聞いたところ、約6割が「あてはまる」と回答し、塩分の摂りすぎに配慮した料理を用意することが、自身にとってひとつの愛情の形である、と考えている奥さまが半数を超える結果となりました。

その愛情表現は、円満な家庭生活の構築へとつながっているのでしょうか。夫婦仲に関する状況として、「家庭生活は円満だと思う」に自身があてはまるか聞いたところ、全体の結果は「あてはまる」は8割強となりました。夫婦互いの減塩への気遣い状況別にみると、互いに気を遣っている減塩夫婦では、「あてはまる」が9割強に達し、片方だけが気遣っている夫婦(自分だけ81.5%、夫だけ80.8%)や、互いに気遣っていない夫婦(73.6%)よりも割合が10ポイント以上高くなりました。

早速実践!減塩生活のための食材選びのコツ

減塩料理テクニックはいくつかありますが、ここでは減塩生活のための食材選びのコツをご紹介します。

()旬の食材を選ぶ

食材そのものの味を楽しむことができれば調味料で味を調整する必要がなく減塩につながります。旬の食材はうまみが濃く食材そのものの味が楽しめ、調味料の使用量を控えることができます。旬野菜は、その時期に大量に収穫できるため価格も抑えめで、お財布にも優しいので一石二鳥です。

()夏野菜を食べる

ピーマン、トマト、茄子などの夏野菜は体内の余分なナトリウムを排出し、血圧上昇を防いでくれるカリウムも豊富に含まれています。オリーブオイルやゴマ油などで調理すれば栄養素の吸収効率もアップします。

()だしを活用

だしのうまみを効かせることで調味料の使用量を抑えることができます。市販の物は調味料を使用するのと同じくらいの塩分を摂取してしまう可能があるので、時間がある時にぜひ手作りしましょう。

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