部屋をキレイにしたかったら、色数を減らそう
前回のコラムで、「部屋の掃除を頑張る宣言」した私は、早速ネットリサーチを実施。「断捨離」「ミニマリスト」というキーワードで検索してみると、たくさんの人が“お片づけ”テクニックについてブログで紹介していて、とても勉強になります。その中で、私がビビッと来たのは「部屋をキレイに見せるコツ」。効果的な方法はいくつかありますが、今回は私が取り入れたテクニックをご紹介します。
まずは、容器を詰め替えるテクニック。モノを減らそうと思って、要らないモノをまずは処分。「モノにあふれた生活をしていたらダメ」と思って、「これは捨てようかな?」と思っても「いやいや、待てよ。これが無いと洗濯や掃除が不便になるのでは?」となったのが、キッチンやバスルームにある洗剤やらシャンプーやらの細かいグッズ。部屋や洋服をキレイにするための道具が我が家には所せましと並んでいることが分かりました。
もちろん、必要なモノは捨てる必要はないのですが、洗剤などを買ってきたパッケージのまま使っていると色とりどり、見た目にも美しくないため、ミニマリストの皆さんは容器を詰め替えているようです。最初は「容器を買い替える=モノが増える」と思ったのですが、容器の形を揃えると無駄なスペースを空けることなくキレイに収納することができ、容器の色を揃えると一気に生活感がなくなります。
今回、洗剤を詰め替える容器を全て“白”に統一したら、何だかそれだけで達成感があったのですが、せっかくなら・・・と他のお掃除道具も思い切って買い替え。床の掃除に使っていたコロコロ(粘着クリーナー)やマイクロファイバーのフロアモップ、キッチンで使うスポンジなどすべて“白”へ交換。すると、パッと見ゴチャゴチャしていたものがスッキリ見えて、テンションMAX。「お部屋の片づけが好きな人はこの達成感が快感なんだろうなぁ」と思った瞬間でした。
掃除道具を“白”に統一した効果として、もう一つ良いことが。お掃除道具が白いと、掃除を頑張った成果が道具の汚れとなって表れてきます。掃除道具自体が汚れてくれば買い替え時なのですが、替える時にも「お掃除頑張ったなぁ」という妙な達成感があり、部屋の掃除をするのが楽しくなります。
部屋をキレイにしたかったら、色数を減らす。私の場合は“白”に統一しましたが、お部屋の壁紙やインテリアの色を考慮して、モノの色選びも楽しめるようになることが、ミニマリストへの第一歩かもしれません。