「とりあえずビール」はもう古い!?飲んだ後に飲むと効く意外な飲み物とは
夏の風物詩の一つとも言えるビアガーデン。ここ数年、様々な場所で期間限定ビアガーデンがオープンするようになりました。「ビールは苦くて苦手」という人もいると思いますが、仕事で疲れた後に冷えたビールをグビっと一杯。あの喉ごしはやはり格別なものがあります。
オリコンが20~30代の男女600名を対象に「お酒に関する意識調査」を実施。若者のビールトレンドが明らかとなりました。そこで今回は、その調査結果と飲み会に備えて知っておきたい二日酔いになりにくい飲み物についてご紹介します。
■「とりあえずビール」は半数!
ひと昔前は、居酒屋に行ったら「とりあえずビール」というように、まずはビールを飲むのが当たり前とする風潮もありましたが、最近の若者はどうなのでしょうか。
「居酒屋などに行った時、最初に飲む飲み物」について聞いてみると、「ビール」と答えた人は、50.8%となりました。ビールをあげた人の理由には
・「のどごしが良い」(大阪府/30代/男性)
・「爽快感がある」(東京都/30代/男性)
といった声があがりました。
■理想とするビールは「苦くない・甘い・フルーティ」
一方で、最初に限らず「居酒屋などに行った際、ビールを飲むか」との質問に対しては、「いつも飲む」と答えた人は31.7%にとどまっており、居酒屋に行っても ビールを飲まないで終わる人が多いことが分かりました。
ビールを飲まない人が何を飲んでいるかに注目してみると、若者の嗜好がさらに鮮明になってきます。まず最も多かったのは 51.4%があげた「酎ハイ・サワー」です。次いで「カクテル」が48.2%、「梅酒」34.2%、「果実酒」32.0%と続きます。いずれも甘くて、飲みやすいお酒が来ており、ビール好きとは対極ともいえる嗜好が伺えます。
さらに、このグループに飲んでもよいと思う“理想とするビール”を尋ねてみると、「苦くない」45.3%、「甘い・フルーティー」34.5%、「軽い飲み心地」26.6%という3つが上位を占めており、ビールを気軽に飲める味わいが若者に求められているという現状が分かりました。
■飲んだ後に飲むと効く意外な飲み物
楽しい飲み会ではついつい飲み過ぎてしまうもの。ここでは飲み会に備えて覚えておきたい二日酔いになりにくい飲み物についてご紹介します。
(1)飲み会前には緑茶を飲む
「飲む前には乳製品を摂って胃の粘膜を保護する」という話は聞いたことがある人も多いと思いますが、牛乳などの乳瀬品以外にお勧めなのが緑茶です。緑茶は交感神経を刺激し、余分な成分の吸収を防ぐ働きがあるので、アルコールの過剰な吸収を抑えてくれます。
(2)飲み会の帰り道にはジュースを飲む
うこんやしじみが良いと聞いてドリンクや錠剤を飲んでいる人もいますが、ジュースにもお酒酔いを覚ます効果があります。特にリンゴジュースかオレンジジュースは解毒効果があり、含んでいる果糖がアルコール分解をサポートしてくれます。
今回は、ビールのトレンドと二日酔い回避のためのお勧めの飲み物を紹介しました。楽しかった飲み会の翌日も気分良く過ごすためにぜひ覚えておいてくださいね。
【参考】
※ お酒に関する意識調査 – oricon ME