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あの有名人も実践!お肌のバリア機能を守るためのお風呂の入り方

 

日本人は古くから温泉地に長期間滞留して特定の疾病の温泉療養を行う湯治などが行なわれ、世界的に見てもお風呂好きな入浴文化。しかし、お肌にトラブルがある時は入浴方法も見直す必要があります。

今回はお肌のバリア機能を保護するために入浴時に気をつけて欲しいポイントをご紹介します。

ナイロンタオルは使わない

日本人の多くは「泡が立たないと洗った気がしない」という理由で、泡立ちの良いナイロンタオルを利用しますが、ナイロンタオルでゴシゴシ時の刺激はアトピー肌の方にとっては大敵です。むしろ木綿のタオルなども使わなくても大丈夫です。

トラブルが多い時、ボディーソープは使わない

ボディーソープは泡立ちがよく洗い上がりがしっとりしますが、石鹸に比べて洗浄力が高く、アトピー肌の方には刺激が強い場合があります。むしろ健康的なお肌の方であっても使い過ぎるとお肌のバリア機能が低下してしまいます。

原因はボディーソープに含まれている界面活性剤だと言われていますので、お肌が弱い方はボディーソープではなく、洗浄力の弱い固形石鹸を使いましょう。

ボディーソープを使わない方法は、タレントのタモリさんが実践していることで一時有名になりました。タモリさん曰く、「湯船に10分間つかるだけで汚れの80パーセントは落ちる」とのこと。ですので、身体を洗う時は全身を隅から隅まで洗うと言うより、皮脂の分泌が多く汚れやすい箇所を手のひらを使って優しく洗うのがお薦めです。

入浴頻度を下げる

現代の日本人は清潔志向が強まっていますが、昔はお風呂がない家庭も多く、現在のように毎日入浴することができるようになったのは昭和30年代以降とも言われています。

諸外国では、清潔にする=毎日下着を取り替えると言う考え方の国もあり、生活に保つことと入浴がイコールでない国もあります。

日本人にアトピー患者が増えたのが昭和30年代以降と言われていることも鑑みると、入浴回数が多いことはバリア機能低下に繋がるとも考えられます。お肌の状態が良くならない時は、入浴回数を2日に1回にするなど、回数を減らすことも検討してみましょう。入浴しない日は気になる部分を塗れタオルで拭くなどを。どうしても入浴したい人は、長風呂を避けるようにすることが大切です。

今回は、バリア機能を保護するために入浴時に気をつけてもらいたいポイントをご紹介しました。これまでの入浴法を今一度見直して、お肌のバリア機能を守りましょう。

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