アトピー肌でお悩みの方必見!お肌が喜ぶ天然成分とは?
アトピー性皮膚炎の人が使えるコスメとして様々なものが販売されていますが、一体どのようなものなら安心して使うことができるのでしょうか。
今回は化粧品に含まれている「天然成分」について解説したいと思います。
■天然成分とは?
天然成分とは植物の花びらや葉っぱ、枝、根っこ、樹皮などから抽出したオイルやエキス、そこから取れる色素などを指します。化粧品を選ぶ際や手作りコスメを作ってみたい人などは成分について知っておくととても便利です。
次からはアトピー性皮膚炎でお悩みの方にお勧めの天然成分を今回は2つご紹介します。
■お勧め天然成分3つ
(1)馬油(まーゆ)
人のお肌にとって一番負担が少ない保湿剤は人間の皮脂そのものです。馬油は人間の皮脂に限りなく近い組成のため、刺激が起きにくく、お肌にも馴染みやすいのが特徴です。ですので、乾燥性敏感肌の人やアトピー性皮膚炎の人にはぜひ覚えておいていただきたい成分です。
良質な馬油にはリノレン酸というスキンケア成分が含まれていますが、化学処理されるとその成分が消滅してしまうためできれば釜炊き製法という作り方で作られた馬油を選ぶようにしてください。
(2)ひまし油
インドの伝承医学であるアーユルヴェーダで使用されるオイル。リシノール酸という不飽和脂肪酸を含んでいてリンパの流れを良くしてくれる作用があります。お肌の弱い方のスキンケアアイテムとしてお勧めです。
ひまし油は古くは下剤や陣痛促進剤として使用されたいたこともあり、何千年も昔から医学の世界で認められているようです。
(3)椿油
椿油を使ってケアするとかゆみやフケの予防になることから、昔から椿油で頭皮ケアや毛髪ケアをする人がいます。椿油も馬油と同じように皮脂に近い組成を持つ植物油です。動物性の油を使用することに抵抗がある人にはお勧めの成分です。
今回は天然成分についていくつかご紹介しました。以前の記事で「ナチュラル」や「天然」というキーワードに気をつけて、とお伝えしましたが、今回紹介した成分も同様です。パッケージ裏にある成分表示をしっかり確認してから購入してくださいね。