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アトピー性皮膚炎の改善にはどの程度の食事制限が必要!?

 

アトピー性皮膚炎は気候によって症状が悪化したり軽減されたりしますが、毎日の食事の影響も受けやすいと言われています。腸内環境が重視されるアトピー性皮膚炎の人にとって、どんな食事制限が必要なのでしょうか。

今回は、アトピー性皮膚炎の症状緩和のための食事制限についてご紹介します。

添加物が含まれる食品は要注意

食べ物による症状悪化は子どもの方が影響を受けやすいと言われていますが、大人でもできるだけ悪化しないよう、食事には気をつけたいものです。

最近ではファーストフードやコンビニエンスストアの数が増えた影響で、手軽に食事が取れるようになった反面、添加物の多く含まれた食品を口にする機会も増えています。加工食品やインスタント食品は長期間保存できるようにするため添加物が含まれていますが、添加物は消化に時間がかかり、消化するのに必要以上に酵素やエネルギーを費やします。症状が重い場合は体調を崩しやすくなる人もいますので、できるだけ食品添加物が含まれていない食品を選びましょう。

動物性食品はアレルギー反応を起こしやすいものも

日本人は元々和食(一汁三菜)を好んで食べていましたが、食文化の欧米化によって動物性食品を多く摂取する食生活に変化してきています。しかし、肉や卵、牛乳などの動物性食品はアレルギー反応を起こしやすい物が多いです。欧米式の食事は動物性たんぱく質とカロリーの過剰摂取を招きます。日本人と欧米人では体質も異なり、日本人の方が動物性たんぱく質を消化する能力が低いとも言われていて、アトピー症状が悪化する場合があります。

先進国にはアトピー性皮膚炎患者が多く、発展途上国では少ないという調査結果もあり、動物性食品を摂る量の影響が伺えます。

ナス科の食べ物も避けた方が良い

とある療法によると、「ナス科の食ベ物を控えたところ症状が緩和した」との報告があります。ナス科の食べ物とは、トマト・トマトが入っている加工食品・ケチャップ・ナス・ジャガイモ・パプリカ・コショウや唐辛子類など。特に、トマト・ナス・ジャガイモは糖分が多く、身体を冷やす作用があり新陳代謝も低下してしまいます。

3ヶ月ほど食べないようにしていたら症状が緩和されたという方もいます。

アトピー性皮膚炎の原因は食事だけではないですが、症状を悪化させないためにも今回のアドバイスを参考に、毎日の食事には配慮してくださいね。

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