あなたは大丈夫?意外と知らないデリケートゾーンの正しいケア方法
スキンケア法やメイクテクなどは雑誌やネットでも紹介され、様々な方法を試している人も多いと思いますが、デリケートゾーンの話は意外に少ないですよね。でも、女性にとって大切な部分であるデリケートゾーン。フェイシャルやボディケアと同じくらい意識を向けてケアすべきパーツです。
そこで今回は、20~50代の女性に対して行った「デリケートゾーンに関するアンケート調査」の結果と、デリケートゾーンケアで気を付けるべきポイントを紹介します。
■デリケートゾーンの悩み1位は「におい」
「デリケートゾーンのことで悩んでいることは何ですか」という質問してみたところ、一番多かった回答が「におい」(21.9%)。次いで「かゆみ」(20.1%)、「おりもの」(17.09%)でした。
上位3位は、雑菌の繁殖によって起こるものがほとんどで、デリケートゾーンがいかに蒸れやすく、雑菌の繁殖しやすい箇所であるかが分かる結果となりました。
また、4位の「黒ずみ」(14.54%)。黒ずみは、摩擦や乾燥など原因は様々考えられるのですが、デリケートゾーンは特に皮膚が弱く黒ずみしやすい箇所だけあって、悩む人も多いと思われます。
■デリケートゾーンのケアはエチケットの一つ
次に、「どんな目的または理由でデリケートゾーンケアをしますか」と質問してみたところ、最も多かった回答は「エチケットとして」(30.12%)。これは、デリケートゾーンケアが女性として口臭ケアや身だしなみに近い感覚でケアをしている、デリケートゾーンのケアをするのは当たり前という意識になっていることが伺える結果となりました。
2位は「コンプレックスや悩みの解消」(22.89%)。デリケートゾーンのことはなかなか人に話しづらいため、デリケートゾーンの悩みがコンプレックスに繋がりやすい傾向があることが読み取れます。
■入浴時にケアする人が最多
「どこでデリケートゾーンケアをしますか」という質問に対して半数以上の人が「帰宅後入浴時に」と回答し、全体として自宅でケアしている人がた人が76%もいたことから、デリケートゾーンは自宅でセルフケアする人がほとんどであることが分かりました。
しかし、冒頭でもお伝えしたように、情報が少なく自己流ケアで済ましている人も多いと思います。ここでは、デリケートゾーンケアで気を付けるべきポイントを紹介します。
(1)優しく洗う
デリケートゾーンは皮膚が薄く粘膜も多いため、石鹸やボディソープを直接付けるのではなく、手や泡立てネットで泡立てた泡で優しく洗いましょう。綺麗にしたいという一心でナイロンタオルを使ってゴシゴシ洗うのはNGです。雑に洗い続けていると黒ずみの原因になります
(2)ぬるま湯で洗い流す
泡を流す時、熱いお湯だと刺激が強すぎます。シャワーのお湯の温度を緩めに設定して泡が残らないように綺麗にすすぎましょう。
(3)デリケートゾーン専用の石鹸を使ってみる
これまで石鹸やボディソープで洗うとかゆくなる…とお悩みの方はにおい対策に重点を置いたものや、刺激が少ないものなど様々なタイプのものがあるので、一度試してみるのもいいと思います。
デリケートゾーンケアについて教えてもらうことがなかった人が多いと思います。正しくケアすることでトラブルは軽減されますので、これまで悩んでいた人は基本的な洗い方を意識してみましょう。
【参考】
※ デリケートゾーンに関するアンケート調査 – ペキュリア・ダグ