プレゼント
誕生日、クリスマス、バレンタインにホワイトデー……イベント毎にプレゼントを贈り合うカップルも多いだろう。プレゼントはパートナーに日頃の感謝の気持ちを伝えるきっかけの一つだが、より二人の間の関係性を深めるためにはどのようにプレゼントを選ぶのが良いのだろうか。
今回は、ケリング ジャパンが世帯年収1,500万円以上かつ「パートナー(夫もしくは妻)との仲が良く幸せと認識している」と回答した夫婦関係も良好だと思われる既婚者311名を対象に行った「贈り物に関する意識調査」の結果をご紹介する。今回の対象者を、公私ともに充実した“成功夫婦”を仮称し、贈り物の実態を明らかにしていく。
■プレゼントの回数は“+1回”に秘訣あり
“成功夫婦”の方に、「あなたは、あなたのパートナーのことをよく理解しているという自信がありますか」という質問をしたところ、89名(28.6%)の方が「深く理解できていると思う」と、5段階で最も強く肯定した。“成功夫婦”の中でも、「さらにパートナーを深く理解できている層」に注目すると、プレゼントの傾向についてひとつの特長が見られた。
“成功夫婦”全体のプレゼント回数は年平均2.3回。それに対して、この「パートナーを深く理解で
きている層(n=89)」のプレゼント回数は、年平均3.1回でした。今調査では年間のプレゼントに関する契機・機会を質問していないが、誕生日、結婚記念日といったタイミングに加えて、「パートナーのことを深く理解している」方々は“+1回”の贈り物をしていることが明らかとなった。
なお、「パートナーのことを深く理解している」方々は、回答者のパートナーから“もらう”プレゼントについての満足度も高く、夫婦相互に贈り物が上手にできていることが伺えた。
■“成功夫婦”から分かる、満足度の深いプレゼントとは?
「パートナーから贈られて、深い満足を感じたプレゼントは何ですか」と聞いてみたところ、時計や洋服を抑え、ジュエリーが最多支持となった。
前述の「パートナーを深く理解できている層(n=89)」において、満足を感じたプレゼントの種別に特徴が見られ、同層が「深い満足を感じたプレゼント」として支持したのは「ジュエリー(47.2%)」。これはパートナーの理解度において理解度回答が「理解できていると思う」以下の方々のジュエリー支持よりも17.9pt高い状態。他のプレゼント項目では「パートナーの理解度別」での支持に10pt以上の大きな差は見られなかった。
■妻の80%が魅力を感じるのは“自分の雰囲気を持つジュエリー”
深い満足を感じたプレゼントの代表“ジュエリー”。では、“成功夫婦”はどのようなジュエリーに魅力をかんじているのだろうか。
「パートナーからジュエリーを贈られる際に、魅力的だと感じるポイントは?」という質問を投げかけてみると、30代女性の80.4%、40代女性の80%が支持したのは「自分に合った雰囲気と思えるもの」と回答。「高価なもの」「きらびやかなもの」よりも、自分に合っているかが重要なようだ。
次点は「選んでくれたパートナーのセンスが感じられるもの」。これは特にパートナーへの年間プレゼント回数が多い“プレゼント慣れ”している方に顕著で、回数が多い方ほど、より高い割合でパートナーのセンス」を見ていることが明らかとなった。
女性が「自分に合った雰囲気と思えるもの」が欲しいように、男性も同じ気持ちでいるはず。今年のクリスマスは自分のおねだりばかりではなく、彼氏の好みをリサーチして、彼のテンションが上がるアイテムをプレゼントしてみてはいかがだろうか。
【参考】
※贈り物に関する意識調査 –