結婚したい女子は合コンに行ってはダメ?!最近の結婚事情
2008年に『「婚活」時代』という書籍が爆発的にヒットして以来、素敵なパートナーとの出会いを求めて、メイクやファッションに気合いを入れてお見合いパーティーや合コンに頑張る女性が、年代を問わずに増えた昨今。
最近の婚活は、街ぐるみで行われる大型合コンイベント“街コン”、料理をしながらパーティーをする“料理コン”、ゴルフをしながら合コンする“ゴルコン”などなど、本当に幅が広くバリエーションも豊富になってきている。
しかし、筆者の周りは「婚活しているのに、王子様がなかなか見つからない…」という女性ばかり。一体どうしてなのか? どうしたら「婚活」の成果は出るのか? ある調査結果から意外なことが明らかになった。
■彼(彼女)との出会いは何がきっかけでしたか?
アニヴェルセル株式会社が首都圏・関西在住の20歳から36歳の男女1,374名を対象に行った「彼(彼女)との出会いは何がきっかけでしたか?」という調査では、以下のような結果が出た。
この結果で注目したいのが、6位の合コンと7位のイベント、そして10位のお見合い。「婚活」がブームとなっている今、婚活を応援する様々なサービスやイベントが盛んですが、出会いのきっかけづくりを目的とした合コン、イベント、お見合いはいずれも10%に満たない低い数値となっている。
■出会いのきっかけ第一位は“職場の同僚・先輩・後輩”
次に、ランキング上位を見てみると…
ダントツの1位となったのが、職場の同僚・先輩・後輩。長引く不況で労働時間の長さが問題となっている今、1日のうちで就業時間の占める割合は高く、睡眠時間と通勤のための移動時間、お風呂や食事の時間を除くと、ほとんど仕事の時間になっている人って少なくない。
そんな中で、最も時間を費やす職場の同僚や先輩後輩は、「(もしかしたら)家族以上に長い時間を共にしている存在かも=気心の知れた男女がお付き合いに発展する」というのは、誰しも頷けるのではないだろうか。
2位は、友人・知人の紹介。自分と趣味や話が合う相性の良い友人・知人。そのまた友人・知人であれば、自分と趣味や話が合う可能性は高そう。自分のことをよく知る友人関係の長い人からの紹介なら、幸せな家庭を築くお付き合いに発展する可能性も高いかも。
3位は、学校の同級生・先輩・後輩。学生時代からの長いお付き合いや、同窓会がきっかけでお付き合いがスタートした、なんて方も多いかも。彼(彼女)をお探しの方は、同窓会などのきっかけも逃すことなく積極的に参加するといいかも。
4位は、インターネット。なんと10人に1人もいるという結果に。きっかけはネットゲームやSNSなど多様化しているようだ。合コンで出会うよりもインターネットの方が出会いのきっかけにつながっているのには、正直驚きだ。
いかがでしたか? この結果から合コンなどのイベントに必死に参加するよりもSNS上でのつながりや趣味サークルなどに入っている方がパートナーと出会う確率が高いかも。もしくは、会社が出会いのきっかけになっている人は4人に1人=約25%もいるので、会社の隣の席に座っている男性を改めて観察してみては?