見た目もキャラも七変化!イマドキ女子の変身願望が明らかに
ざわちんの“芸能人そっくりメイク”や“整形級メイク”というキーワードが話題となり、最近、雑誌やネット上ではさまざまなメイク術が披露されている。化粧とは「“化けて(ばけて)粧す(めかす)”=本来の姿・形を変えて別なものになり、身なりを飾り立てる」という意味なので、別人になりたいという願望は古く昔からあったものと考えられるが、最近の女性の化粧意識はどんな変化をとげているのだろうか。
マンダムが首都圏に住む18~39歳の女性を対象に行った、シーンや気分に合わせて別人のように変身する女性の行動や願望に関する意識調査を実施した結果、18~29歳“イマドキ女子”の変身実態が明らかになった。今回はその調査結果をご紹介する。
■まるで“別人”のように変身する女性が3割以上
「シーンや相手によって、別人のように自分を使い分けたり、自分を変えた(変身した)経験は?」と聞いてみたところ、全年代において、変身経験・願望があることがわかった。とりわけ18~29歳の“イマドキ女子”においては、実際に「自分を変えた(変身した)ことがある」(以下、変身経験がある)と回答した人は31.2%となり、全体の3割以上の人が「変身女子」であるという結果に。
「自分を変えた(変身した)ことはないが、してみたい」(以下、変身願望がある)と回答した人は37.7%存在し、変身経験・変身願望を合わせると68.9%となり、全体の約7割が普段の自分とは違う、別の自分を使い分ける志向が浮き彫りになった。
さらに年代別に見てみると、年代を重ねるにつれ、実際の変身経験は減少していくが、自分を変えてみたいという心の中の願望はむしろ増大傾向にあることがわかった。
■変身女子は“多重キャラ”!?10人以上を使い分ける強者も
変身経験・願望のある人を対象に、「何人の自分に変身(使い分け)しているか、また、変身(使い分け)してみたいと思うか」を聞いたところ、平均で2.7人の顔を使い分けていることがわかった。
なかには、10人以上の自分に変身する、また変身してみたいと回答した強者が、全体の1.3%も存在することがわかった。
■若い人ほど周りに評価されたいと感じ、変身願望が強い
変身経験・願望のある人を対象に、「あなたが、別人のように自分を変える(変えたい)目的は何ですか?」と質問したところ、年代別の傾向が顕著に表れた。若い層ほど他人の評価をもらうための変身であり、年齢を増すほどに自分の満足のための変身だと言える。周囲と自分の存在価値のバランスを考え、常によき印象を作ろうとする志向や話題になりたい志向などが垣間見れる。
25歳を境に、変身の目的は「他人の評価」より、「自己満足」が高くなり、自他の優先順位が逆転する心理境界線があることが浮き彫りとなった。
別人のように自分を変身させると、非日常的な刺激で気持ちがワクワクと高揚するのを楽しめると感じている人が多く、普段とは違う自分を演じ非日常を思いきり楽しむことで、日頃のストレスを忘れたいということなのだろう。
今週末はハロウィンがある。最近では仮装したまま電車に乗り込んでくる風景も良く見かける。変身したことがない人も、これを機に仮装に挑戦して“自分の知らない自分”に出会ってみてはいかがだろうか。
男性の立場からすると「こいつのすっぴん、どんな顔なんだろう?」と疑問をいだくほど、メイクに力を入れている女性も多いが、