OK？NG？花粉症の時に心がけたいスキンケアのポイントとは

 

いよいよ花粉症シーズンの到来。筆者も毎年このシーズンは花粉症に悩まされています。メイクをしても落ちてしまうため、症状がひどい時はノーメイク＋マスクで過ごす人もいると思いますが、とは言え毎日すっぴんというわけにもいかないのが現状です。

そこで今回は、花粉症の時期に心がけたいスキンケアのポイントについてご紹介したいと思います。

■花粉症による肌荒れはバリア機能低下が原因

花粉症のシーズンに入ってから、お肌がなんだか赤くなったりヒリヒリしたりすることはありませんか？　実はその肌トラブルの原因はお肌に付着した花粉かもしれません。花粉がお肌に付着することでアレルギー反応を起こしている場合は、目だけでではなくお肌にもかゆみが出たり、赤みやぶつぶつが出たりすることがあります。お薬を飲んで症状を緩和することは可能ですが、ぶつぶつカサカサしたお肌はスキンケアで改善に近づけましょう。

お肌にトラブルが出ている時はお肌のバリア機能が低下している証拠。バリア機能を高めてあげるには化粧水でしっかり保水し、クリームなどで保湿・保護をすることが重要です。商品も敏感肌向けのものに切り替えるのがお勧めで「高保湿成分」、「低刺激」などの表記があるコスメが良いでしょう。

■与えるケアと同じぐらい「落とすケア」が重要

お肌を保護する意味で保湿重視のスキンケアをしてもらいたいですが、意外と見落としがちなのが間違ったクレンジング＆洗顔によるお肌トラブル。普段よりもバリア機能が低下しているお肌状態の時は、ちょっとした摩擦もお肌への刺激になりトラブルが悪化してしまうことも。

帰宅したらまずメイクを落とすことで花粉がお肌に付着している時間が長引かないようにします。しかし綺麗に落としたいからと言ってゴシゴシ洗うのはNG。また熱めのお湯ですすいでしまうと余分に皮脂を流してしまうので、ぬるま湯を使用することがお勧めです。洗顔後のお肌は乾燥しやすい状態になっていますので、洗顔後はすぐにスキンケアをスタートしましょう。

■スキンケア効果をアップさせるハンドテクニック

毎日スキンケアしているのになかなか効果が感じられない……そんな人は、アイテムを変えてみるのもいいですが、使い方をアレンジするのも手です。化粧水をコットンでつけている人はコットンの繊維が皮膚刺激になっていることもありますので、コットンではなく手で塗布するようにしてみましょう。その際、化粧水を顔に塗布した後に優しく“ハンドプレス”をして、スキンケアアイテムの浸透をサポートしましょう。ハンドプレスの際、お肌と手のひらや指の腹をぴったり密着させるのがポイントです。

ちょっとした工夫でお肌状態は緩和してくるはず。花粉症のかゆみはつらいですが、毎日のスキンケアも頑張っていきましょう！