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おせちは冬の美容食!おせちの由来と美容効果あれこれ

 

お正月に食べるものと代表と言えばおせちですね。あのカラフルなお料理の数々を眺めていると、何となくお正月らしいおめでたい気分になります。昔は一家総出でおせちつくりをして年始を迎えていたご家庭も多かったと思いますが、最近のおせち事情はどうなっているのでしょうか。

そこで今回は、全国47都道府県に在住する20歳~69歳の男女を対象に実施した「2016年のおせちに関する調査」の結果と共に、おせちの歴史とおせち含まれる美肌食材についてご紹介します。

「おせちは外で購入派」が前年より増加傾向

おせちの用意方法としては、「すべて外で購入する」が17.8%、「半分以上の料理については購入するが、一部の料理は家で誰かが手作りする」が36.0%と、外で購入派が半数以上を占め、前年の47.7%よりも増加した結果になりました。

おせちに込められた深い意味

「本来おせちとは、元旦と年5回の節句に食べ物を供えた「御節供(おせちく)」が由来と言われています。節句の日に神にお供えをし、邪気を払い幸せを祈願する宴会が催された宮中行事を、生活に取り入れ始めたのをきっかけに、お節料理の風習が全国に広まったと言われています。やがて、節句の1番目にあたる正月にふるまわれるご馳走だけが「おせち料理」と呼ばれるようになりました」(長沼さん)

おせちに含まれる3大美肌食材

おせちには色とりどりの食材が使われていますが、それぞれの食材にはどんな栄養が含まれているのでしょうか。ここでは、おせちには欠かせないおせち食材の持つ美容的栄養素についてご紹介します。

1)黒豆:黒豆には、イソフラボン・レシチン・アントシアニンなど大豆同様多くの栄養素を含んでいます。アントシアニンにはチロシナーゼというシミを作る酵素を抑えてくれる働きや、皮膚のコラーゲン同士を結び付けてくれる働きがあるので、肌荒れ予防や美肌効果が期待できます。

2)栗きんとん:栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているため、加熱しても失われにくく、美容効果や免疫力アップが期待できます。

3)なます:なますに使われる人参に含まれる「βカロテン」は、抗酸化作用があり紫外線に対抗する力を強めてくれます。体内でビタミンAに変わり皮膚や粘膜を健康に保ってくれるので美肌に効果的です。

おせちは縁起担ぎの意味を持たせたお料理が詰まっているのですが、実は美容と健康のためにも効果がある食材が豊富に使われています。来年のおせちは体に良い効果があるのかをイメージしながら食べてみてはいかがでしょうか。

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