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ミネラルウォーターにさらなる美容効果を求めるなら“重炭酸塩”に注目

 

美容のためにミネラルウォーターを日常的に飲んでいる人も多いと思いますが、軟水や硬水、炭酸や無炭酸などタイプがたくさんあって、どれを飲めば良いのか悩んでしまいますよね。

選ぶ時に特に気になるのは含まれているミネラルについて。そこで今回は、ミネラルウォーターに含まれるミネラル成分の基礎知識とおすすめのミネラルウォーターをご紹介します。

代表的なミネラル成分の効果

「ミネラルウォーターの方が身体に良い」というイメージが強いですが、水道水にもミネラルが含まれています。この点を考慮すると、水道水にはあまり含まれないミネラルが入っている物を飲用する方がより美容効果を期待できると言えます。

水道水よりも多く含まれるミネラル成分として、注目したいのは

1)骨や歯の構成要素として有名なカルシウム

2)利尿作用を高め、体内の老廃物を排出させる効果があるサルフェート

3)胃酸過多や胸やけの症状を抑える効果がある重炭酸塩

美容効果を求める人は、ミネラルウォーター購入の際、この3つの成分はぜひチェックしましょう。

特に注目なのは重炭酸塩

前項でご紹介した重炭酸塩は、ミネラルウォーターを愛飲している人でも耳慣れない成分かと思いますが、重炭酸塩とは炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダを意味し、一般的には重曹と呼ばれています。

重炭酸塩は、消化を促したり空腹時の胃酸を補充したりと消化酵素の働きをサポートしてくれて、便秘解消などにも効果があります。「旅先で飲用できる温泉水を飲んだらお通じが良くなった」という話はこの重炭酸塩の効果と言えます。また、高い利尿作用があり、新陳代謝をアップくれるためダイエット中の方にもお勧めです。

意外な効果としては、炭酸ガスに含まれる重炭酸イオンが疲労物質である乳酸を柔和してくれて、疲労感を癒してくれます。

重炭酸塩が多く含まれるミネラルウォーター3

ここでは重炭酸塩が多く含まれるミネラルウォーターをご紹介します。

1)ヴィシーセレスタン

重炭酸塩含有量は500mlあたり1500mg。原産国はフランスで、フランスの伝統的なスパ療法テルマリズムに使用されており、唯一飲料してボトリングされています。

2)ゲロルシュタイナー

重炭酸塩含有量は500mlあたり900mg。ドイツで120年以上の歴史があるミネラルウォーター。高硬度ですが炭酸が強いため比較的飲みやすいのが特徴。

3)ウリベート

重炭酸塩含有量は500mlあたり650mg。サッカー・イタリア代表チーム、オリンピックイタリア代表チーム等のオフィシャルミネラルウォーターとして採用されています。

今回はミネラルウォーターの基本的な情報をお伝えしました。体の約60%は水分でできていますので、これからは体に良い、体に合った水選びをしてみてはいかがでしょうか。

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