睡眠不足で目の下ガッカリ……ヤバいクマを撃退するテクニックとは

 

仕事や飲み会で深夜の帰宅。疲れてお風呂に入らずベッドへ直行してしまった翌朝は鏡を見るのも嫌……なんてことはありませんか。睡眠不足やむくみが原因で現れる目の下のクマ。できることならすぐにでもなかったことにしたいですよね。

そこで今回は、メイク前にできる簡単マッサージとクマ隠しメイクテクニックをご紹介します。

■目の周りの血行を良くするマッサージ

睡眠不足や疲労が溜まると血行やリンパの流れが悪くなり、肌細胞に十分な酸素が行き渡らなくなるため、血液中の色素“ヘモグロビン”が黒く変化して、薄い目の周りの皮膚から透けて見えている。それがクマです。

ですので、目元の血行促進が鍵。目元を軽くマッサージして血行をサポートしてあげましょう。摩擦を防ぐためスキンケア（乳液かクリーム）した状態でマッサージを始めます。中指と薬指の２本を使って、目尻から上まぶた、目頭側、下まぶたの順番にクルクルをマッサージします。5～6周クルクルさせたらこめかみを軽くプッシュして1セット。これを3セットほど繰り返しましょう。

■目元を温める

ホットタオルや市販の目元を温めるアイマスクなどで目元を温めるのも効果的です。温めることで収縮していた血管が拡張されて血行が良くなります。

ホットタオルは、水に濡らして軽く絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで1～2分程度あっためるだけでOK。慌ただしい朝でもクマを隠すためにちょっとした努力も必要です。目の周りの血行が良くなれば、クマだけでなく目の充血やかすみ目なども改善されると言われています。

■コンシーラーでクマを全部覆い隠すのはNG

クマを隠すためにコンシーラーを黒い部分全体に塗って叩き込んでからその上からファンデーションを塗っている人が多いと思いますが、その方法では時間が経つと目元のメイク崩れがひどくなってしまいます。

コンシーラーはファンデーションの後に使ってみてください。まずは、通常通りにファンデーションを塗ります。その段階で目の下のクマが気になるようでしたらその部分にだけファンデーションを重ね塗りしてみてください。これだけでクマがだいぶ目立たなくなるはずです。ファンデーションだけを重ねていれば化粧が崩れてしまってもお直しが楽です。

ファンデーションの重ね塗りで隠しきれない場合は、コンシーラーを黒い部分と肌色の部分の境目に置き、その境目をぼかすように伸ばしてください。黒い部分全体に塗ろうとしてしまうと返ってクマが目立ってしまいますので、“境目をぼかすように”がポイントです。

しっかり睡眠を取ればよかったわけですが朝起きてからそれを悔いても仕方がないので、そんな時は簡単にできるケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。