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年末年始の暴飲暴食には要注意!腸内環境が悪化すると起きる不調症状とは

 

忘年会にクリスマスパーティー、年が明ければ新年会など年末年始はみんなでワイワイ集まって楽しく食卓を囲む機会も増えるシーズン。楽しい時間ではありますが、アトピー性皮膚炎の人は食事によっては腸内環境が悪くなり、症状が悪化してしまう可能性もありますので、食事にはいつもよりも配慮したい時期でもあります。

今回は、食事の影響で腸内環境が悪くなると起きやすい症状についてご紹介したいと思います。

1:赤ら顔

アトピー性皮膚炎の代表的な症状として、ちょっとした刺激でカサカサ、ヒリヒリする症状が挙げられますが、腸内環境が悪化するとこの症状も強く表れる人が多いです。症状がひどい人だと顔が火照って熱く感じる人もいるようです。

2:ニキビ

思春期の頃にできるニキビは成長によるホルモンの変動によって皮脂量が増えることが原因とされていますが、大人になってアゴや頬に現れるニキビ(吹き出物)はストレス過多によるホルモンバランスの乱れ、もしくは腸内環境が悪く便秘になっていることによる老廃物の影響とも考えられます。

お肌は汗をかくことで体内の老廃物を排出しているいわば排泄器官の一つ。便によって老廃物が排出できない状況になると、腸内に溜まった老廃物が有毒ガスを発生。そのガスが血液に流れこんで最終的にお肌から排出される。これがニキビとなっている可能性があります。

3:乾燥肌

「腸内環境と顔のお肌って関係があるの?」と思っている人が多いと思いますが、腸とお肌は実は大きな関係があります。先ほど解説したニキビもそうですが、実は腸の調子が悪いとお肌の調子も悪くなってしまうのです。

いくら一生懸命スキンケアを頑張っても腸内環境が悪ければ元の木阿弥。逆に言えば、腸内環境がすっきりしていればツヤのある美肌をゲットできるというわけです。

4:免疫力が低下する

免疫力と聞いても目に見えないのでなかなか実感がわきにくいかと思いますが、一年の中でなんだかだるかったり、風邪をひいて治りにくかったりするタイミングはありませんか?そんな時はご自身の免疫力が低下しているサイン。

もともと人間には自然治癒力(自分で自分の体を健康状態に戻そうとする力)があるのですが、免疫力が低下すると病気になりやすい、新陳代謝が下がり老化が進むと言われています。

病気になりにくい、いつまでも若々しい姿でいるためには免疫力はキーワード。腸内環境を整えて、免疫力低下を防ぎましょう。

アトピー性皮膚炎はアレルギー性の病気とは異なり、原因を特定しづらい病気です。症状が悪化しないように配慮することが一番の近道。ストレスと腸内環境には十分気を配って、楽しい年末年始を過ごしてくださいね。

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