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お肌が荒れている時はどんな食事がいい?食生活とアトピーの関係性

 

アトピー性皮膚炎に悩む人の中には、食べ物に気を使っている人も多いと思いますが、食べ物がアレルゲン(アレルギーの原因)であるということは因果関係が解明されていない部分が多く、あまりストイックな食事制限は控えた方が良いと言われています。

今回は、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患で悩んでいる人におすすめの食生活についてご紹介します。

肉よりも魚を多めに

アレルギー疾患を抱えている人は、α-リノレン酸を多く摂ると良いと言われています。α-リノレン酸を多く含む海藻を食べるのは身体に良いですが、その海藻を食べる天然魚にはDHAEPAが多く含まれていて、イワシやサンマな手頃なお魚で栄養摂取できます。また、カツオ、カワハギ、タラ、アナゴなども脂肪酸のバランスに優れていておすすめです。食べ方としてはお刺身や寿司、焼き魚、煮魚がおすすめ。天ぷらやフライなど油で揚げてしまうとリノール酸の油を使ってしまうと、魚油の効用が相殺されてしまいます。

肉はα-リノレン酸系の脂肪酸があまり含まれていないので、肉を続けて食べるのは避けた方が良いでしょう。

野菜や海草類を積極的に

野菜には必須脂肪酸がバランスよく含まれています。特に冬が旬の野菜にはアレルギー疾患を抱えている人におすすめしたいα-リノレン酸が豊富に含まれています。

ただし、せっかくα-リノレン酸を摂取しても、それ以上にリノール酸をセッキュしてしまっては意味がありませんので、市販のドレッシングなどの使用は避けた方が無難です。α-リノレン酸を含んだ亜麻仁油やシソ油などを使って自家製ドレッシングなどを作ってみてはいかがでしょうか。

また、海藻類にはα-リノレン酸が豊富なだけでなく、現代人に不足しがちな栄養素がバランスよく含まれてしますので海藻サラダなどを積極的に食べるようにすると良いでしょう。

冷蔵庫には亜麻仁油を常備しましょう

α-リノレン酸を多く含んでいる他、美肌つくりをサポートしてくれるベータカロチンやビタミンEを多く含んでいます。α-リノレン酸を効率よく摂取するのに最適な食品です。

ドレッシング用に使うのもよし、面倒くさがりの人はそのまま飲んでも大丈夫です。毎朝小さじ1程度を飲むようにしましょう。亜麻仁油の味が苦手な方はエゴマ油、シソ油などにチャレンジしてみてください。

いかがでしょうか。食べ物自体がアレルゲンである可能性は低いと言われています。腸内環境を整える意味で、規則正しい時間に食事を食べるようにして、バランスの良い食生活を心がけましょう。

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