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アロマテラピーがアトピーに良いって聞くけど、本当なの?

 

アトピー性皮膚炎に悩んでいる方が「アロマテラピーを取り入れている」と紹介しているブログ記事をよく見かけますね。でも、実際のところはどうなのでしょうか。

今回はアロマテラピーの資格を持つ筆者が、アトピーにおけるアロマテラピーの有用性についてお伝えします。

アロマテラピーの始まりは火傷の治療

20世紀初頭、フランスの化学者ガットフォセが実験中に火傷を負い、その火傷を治すため、ラベンダーの精油を用いてその効果を自ら体験したことがアロマテラピーの始まりと言われています。

現在、アロマテラピーとは「植物の香りやさまざまな働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法」と定義されています。(公益社団法人日本アロマ環境協会ホームページより)

精油を用いてリラクセーションやリフレッシュなどストレスケア効果が期待できるため、アトピーの原因の一つに挙げられるストレスの解消にひと役買ってくれます。

アロマテラピーはホメオスタシスにも影響あり

以前、「自然治癒力UP!自分の力でアトピーと向き合うための免疫力講座」の記事でも書きましたが、人間にはホメオスタシス(恒常性)という力を持っていて、生体のバランスを取ろうとする機能があります。

アロマテラピーは、身体や精神の恒常性の維持と促進を図る目的もあり、この点においてもアロマテラピーはアトピーに有効だと考えられます。精油の中でも①鎮静作用、②殺菌作用、③かゆみを抑える作用のあるものを選ぶと良いでしょう。

手軽にできるアロマテラピー

アロマテラピーは芳香浴と呼ばれる香りを吸入する手軽な方法で取り入れることができます。しかし、ただ香りを嗅げばよいというものではありません。ここで言う精油とは、ハーブや果物などの植物から抽出した100%天然の油のこと。不純物が含まれていると逆に身体に良くない反応が出ることがありますので注意が必要です。

アロマテラピーでストレス解消できれば、かゆみを抑えることもできます。植物の力を上手に取り入れて改善していきたいですね。

自然治癒力UP!自分の力でアトピーと向き合うための免疫力講座

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